ドネー プロワン(DONNAY PRO-ONE)

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テニスネタもぼちぼち出していきます。
これも高校生の頃に買って主に大学入りたての頃に良く使っていたラケットです。ドネーというとビヨン・ボルグが使っていたラケットメーカーとして有名ですが、このプロワンはアンドレ・アガシが初めてUSオープンを制した頃に使っていたラケットです。
 
アガシが頭角を現し始めた頃は以前紹介したプリンス・グラファイトを使っていました。しかし、当時のプリンスは選手に高額の契約金を払ってラケットを使わせるようなことをしない会社だったため多くの選手が他メーカーに流出、アガシもその例に漏れずドネーに移籍したわけです。
 
ラケットそのものはアガシに使ってもらうために全面的に要望を受け入れたものなので…

プリンス・グラファイトにそっくり(w

もちろん私のは市販モデルなので、アガシが使っていたプロ仕様(リミテッドエディションとして販売されていた)とはまるで違いますが。大きな違いとしてはダブルブリッジではないことと、バックハンドが両手打ちのアガシに合わせて、グリップがかなり長めに作られていることです。

その分ネック部分が短いので剛性感はかなりありますし、打球感も硬めのものになっています。
そしてこのラケットを使っていた当時のアガシといえば、後年の坊主頭&シンプルなウェアからは想像の付かない長髪・ヒゲ・ド派手な原色ウェアという異端児キャラでした。それに合わせてか、このラケットもド派手に作られています。オレンジとグレーの2色組み合わせで、表面と裏面で色の配置が逆になっています。初期モデルに至っては黄色と青という原色を使っていたので、もっと派手な印象でした。
 
このラケット当時の行きつけのお店でモデルチェンジに伴って投売りされていたもの。本当はグラファイトがもう一本欲しかったんですが、予算の都合でこのラケットを予備として使っていました。重量が少し軽いためウェイト調整用の鉛を貼ってあります。