ペンクリニック@東急ハンズ名古屋店

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静岡の仕事の帰りに名古屋駅東急ハンズで行われていたペンクリに寄ってきましたよ~
って言うか行く為に仕事調整したんですけどね(*´艸`)

今回のペンドクターは川口明弘さんです。

前回は長原幸夫さんでしたので、川口さんに見て頂くのは初めてです。

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新幹線を降りて真っ直ぐにハンズに向かいます。
エレベーターに乗って10階へ到着、ハンズのエスカレータの真正面で行われていました。到着するとちょうど前の方が終わったところでした。

すぐに修理ですか?と聞かれたのでパイロット ミュー701を出して、インクフローが悪い事を説明して見て頂きました。
さっと見ただけで「ペン先が曲がってるね」との事で、器具を使ってペン先の曲がりを修正、切割も広げていただきました。そのあと、サンドペーパーとラッピングシートをつかって、簡単に研磨してあっという間に終了。

「ハイどうぞ」と渡されたペンは…

インクフローがとっても良くなりました!

まるで魔法です、長原さんのほうが研磨機を使われる分調整して頂いている実感があるのですが、川口さんの場合ペン先を無造作にクイクイと曲げているだけで、パッと見は何をしているのか分からないんですよね。その辺が川口さんの職人たる所以なのでしょうね、手元を見るとペン先を調整する親指の爪が物凄く短かったり、指自体もごつごつとした職人の手をされていました。私のクリームパンみたいな手とはエライ違いです(*´艸`)

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もう一本お願いしても良いですか?と確認し、次はシェーファーのシルバーインペリアルをお願いします。こちらに至ってはペン先を指で直接触って、ラッピングシートでこすっただけ。でもちゃんと引っかからなくなってるんですよねぇ、不思議です???

今日は平日という事もあり、空いていたのでよかったです。ただペンクリの会場ですので、セーラーの限定品なんかが見られるのを期待していたのですが、残念ながら今日に関してはそういった商品はありませんでした。

途中、女子校生の集団が「万年筆の調整だって~♪」と言って私と川口さんの周りを取り囲んで作業を覗き込んでいました。なんだかとってもこっ恥ずかしかったです(笑)少しでも興味を持ってくれたようで、一本買ってみようかななんて言ってましたのでちょっと嬉しかったですね。見世物になった甲斐もあるってもんです(*´艸`)