はしば食堂(長野県飯山市)

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はしば食堂
長野県飯山市富倉滝ノ脇3206
0269-67-2340
営業時間:11:00くらい~そばが無くなるまで(笑)

長野県と新潟県の県境である、飯山市富倉地区はそばの名産地として有名な場所です。。

この富倉のそばはつなぎに「オヤマボクチ」という植物の蔓や葉から採れる粘液を使っています。そのせいで独特のぬるぬるとした舌触りと、強い弾力が特徴です。新潟県側の妙高市(旧新井市)長沢地区でもそばは採れたらしいのですが、現在では富倉地区だけがそばの集落として有名になってしまいました。

この富倉地区は長野県飯山市と長野県妙高市を結ぶ国道292号線沿いに広がっているのですが、そば屋は国道沿いには一件もありません。国道が整備された関係で全ての店が少し入ったところに点在しています。

この「はしば食堂」写真のようにパッと見はとても店舗に見えないうえ、その上集落の相当奥まで入っていく必要があるため、「本当にあるのか?」と疑心暗鬼になりつつ進まなければ辿り着けません。

だってこの道登ってくんだよ( ̄▽ ̄;)

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おまけに店はこんなだし

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これでも看板が大きくなって探しやすくなったほうだったりします(笑)
更に言えばこの富倉地区、昨年自衛隊が出動してすっかり豪雪地として有名になってしまった飯山市の中でも半端なく雪の積もる地域で例年2メートルは楽勝、昨年は4メートル近くまで雪が積もってしまいました。

そんなところですが、ココのそばを食べに行く為だけに長野に来るだけの価値があります。蕎麦の香りと甘味、独特の歯ごたえや喉ごしは癖になっちゃう味です。

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難点は値段が高いのと、量が少ない事、そして店がむちゃくちゃ混んでいる事。
なにせ写真の量で大盛、1,200円もします、普通盛りはこの7割程度の量で800円ですからね。。。店も所詮普通の民家なので、狭いため秋口は間違いなく並びます(^_^;

あと、忙しい時のおばちゃんの接客の雑さがスゴイ(笑)
勝手に座ると「そこじゃない!」
オーダーをお願いすると「ちょっと待ってて!」
笹寿司(早く行かないと無い)を頼むと「今日は無い!!」
思いっきり怒鳴られます(((((((ι゚д゚;)
余裕のあるときだとにこやかな面白いおばちゃんなんだけど…

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個人的には蕎麦の味もさることながら、テーブルチャージ(200円/グループ)で出てくるこの漬物とおかずたちがツボなんですよね~♪
あと、そば湯がめちゃくちゃ濃いのもポイント高いです。

そば好きの皆様には食欲魔人のどーむが強くお薦めいたします!

今週末(11/11~12)は新そば祭りなので是非行ってみて下さい!!