特急はまかぜ

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大阪⇔香住・浜坂・鳥取を結ぶ播但線の特急です。
播但線の特急と書いていますが、実際には山陽本線(→姫路)・播但線(→和田山)・山陰本線(→鳥取)という複数の路線を縦断して走っています。
http://www.jr-odekake.net/train/hamakaze/index.html

大阪から山陰本線方面については以前にネタにした「北近畿」が結んでいる為このはまかぜは1日3往復(5往復は冬季かにシーズンの臨時運用でした、慶ぼんさんの指摘で修正)とかなりのローカル特急としての運行です。一応「ビッグXネットワーク」の中に含まれていますが、実際の運用としては八鹿や和田山山陰本線福知山線の特急との乗り継ぎはとりますが福知山を通らない為、乗り継ぎが良いとはいえません。

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旧式のキハ181系気動車で運用されている為、かなりうるさく、特に個人的には空調の音が気になりました。なにせ昭和43年デビューという老骨車両、神戸線山陽本線)を走る際に最新型の新快速に追い回される姿は涙すら誘います(笑)最高速度はともかく加速性能ではくらぶべくもありません。
また播但線自体あまり高速化されている路線ではないので結構揺れるので乗り物酔いをするどーむとしてはややツライ特急ですね。

運行上の特徴としては大阪から姫路方面に向けては1号車を先頭に走りますが、姫路駅の播但線ホームに入線して和田山方面に向かう際にはスイッチバックをして4号車を先頭にして走ります。ほかにもスイッチバックをする特急はありますが、1時間以上走ってからスイッチバックをする為、姫路駅でいっせいに乗客が座席を回転させるいる絵は結構マヌケです(笑)

ただ、このスイッチバックで座席を回転させる際に自分の座っている席だけを回転させ、向かい合わせになる席をそのままにして1人で4席使うようなすわり方をしている人が多すぎます。まぁそれだけ空いているってのも事実なのですが。。。

山陰本線の浜坂まで行きますので、あの餘部鉄橋を通って行く事になります。この春から新しいPC橋の建設が始まり、はまかぜが鉄橋を通るのもあと数年餘部に行った事のない旅好きの方には、是非一度工事が始まる前に見て欲しいところの1つですね。