ロットリング コア(Rotring Core)

イメージ 1

お前はどうしたいんだ!


そんなツッコミを入れたくなってしまう、ドイツはロットリング社製の万年筆。
私もオークションで勢いで買ってしまった商品です(笑)
だって中古とはいえサファリのペンシルがついて1500円(w

私の所持ペンは「テクノア」というカラーリング、カラーバリエーションが豊富に用意されています。

パッと見はペイントマーカーや油性マジックの如くかなりの太軸なのですが、キャップを開けてみると、グリップ部分は大きくえぐれていて細くなっています。人間工学的に計算されているのでしょうが結構謎です。

イメージ 2

まぁ突っ込みどころ満載のペンなのですが、いくつか突っ込んでおきます。

「胴軸部分にあるインジケーター(窓)からインク残量が確認できます」と謳っているのですが…

カートリッジ(ヨーロッパタイプ)がココまで届いてないんですが!

万年筆の場合だと予備カートリッジがココに来るため、予備が入っているかどうかしか確認できません。

イメージ 3

ペン先を見ると「XL」の表記。。。

XLって何!?( ̄Д ̄;)

普通万年筆のペン先表記ってF(Fine:細字)、M(Medium:中字)、B(Broad:太字)などの組み合わせて表記されるのですが、このペンはそのルールに従っていません。
調べてみるとペン先の太さは2種類でXS(中細字)とXL(中太字)の2種類、なんでこんな表記にしているのかさっぱりわかりません。

見た目や作りは面白いペンなのですが、これが意外と書き易いんですよね。。。ペンの滑りも良いし、前のほうを持てば結構握り易いです(後ろを持つ癖のある方は段差が気になると思いますが)ただ、キャップがデカイ分リアヘビーなのは難点です、まぁ見た目と違って結構軽いので気になるほどではありません。

イメージ 4

そして、インク切れを起こした時に、首軸を緩めることにより空気の通り道を確保して、首軸の中に残っているインクをペン先に流してやる「ライト・オン・システム」というものが装備されています。発想は面白いと思うのですが、使用頻度が低いので今のところ効果は実感できてません。

定価4,800円という微妙な定価設定ですが、この商品は既に廃盤品の為、どこの店でも在庫限りの投げ売り状態なので、結構安く手に入るかもしれません。