パイロット 樽万年筆

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今回の戦利品のメインはコイツでございます。
ウィスキーの樽を軸材にした万年筆、今回30本持って来ているうちの最後の一本でした、31,500円。

あれ…
お気づきの方もいらっしゃる事と思います、どこかで見たような気が。。。

そう、ムーミンさんの持ってるパイロット 日高晤郎万年筆と同じものです。違うのは日高晤郎さん関連のリーフレットや装丁がなくなっている事くらいです。買ってから「そういえば!」と気づきました(笑)

今回の国産各メーカーの限定品はすべて木軸モノ、セーラーの鉄刀木(たがやさん)はちょっと値段(68,250円)とつりあわない気がしてパス、プラチナの黒ブライヤーは漆を梨地に仕上げてあり、漆モノとしての面白さはあったものの個人的にこちらの木目の感じられる雰囲気に負けました。

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ケースが異常に立派

樽をイメージしたと思われるケースに収められています。
かなり巨大なケースでしまう所に悩みます。

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素材に変な加工をせず、そのまま木目を感じられる造りになっています。ただ、難点はキャップが尻軸につけられない事。コレはちょっとなぁと思う所です。サイズはモンブラン146とほぼ同等、かなり太軸の仕上がりになっています。インクは両用式、CON-70コンバータが標準で付属してます。

書き味はパイロットらしく、柔らかく弾力に富んだ滑らかなもの。とても満足しているのですが、ちと残念なのがペン先が価格帯としては同じカスタム823、743より一回り小さい10号ニブだった事。軸にお金がかかってるので仕方がないのかな?とも思いますが、出来れば15号ニブつけて欲しかったなぁ。。。

ニス塗りなどの加工が最小限に留められているので、使い込んで手の脂が染み込んで味が出てくるものだと思います。

コレを買ったときのオマケが結構面白かったので別ネタでエントリしたいと思います。