セーラー ボールペン付万年筆
パッと見は14金ペン先のついた普通の万年筆に見えます。万年筆としては結構書きやすいですし良くできた製品だと思います。万年筆としてはカートリッジ専用になってます。
しかし、良く見ると尻軸に穴が空いているんです。
実は首軸の部分にある黒い部分がダイヤルになっており、コレを回すと。。。
実は首軸の部分にある黒い部分がダイヤルになっており、コレを回すと。。。
現在でも同じような機構を持つものがドイツのヴァルドマンから「2in1」の名前で発売されていますが、この当時複写の書類などが増え、万年筆が筆記具の主流をボールペンに奪われていく過程で発売されたのではないかと思います。
ばらすとこんな感じ。
首軸のダイヤルを回すと首軸の内側にある筒状の部品がせりあがり、カートリッジ部分をカバーするように取り付けられたボールペンリフィルを押し上げるようになっています。非常に良く考えられていると思うのですが、リフィルが専用のため、現状ではまったく手に入りません。勿論古いものなので今ついているリフィルもインクが出ない状態です。
首軸のダイヤルを回すと首軸の内側にある筒状の部品がせりあがり、カートリッジ部分をカバーするように取り付けられたボールペンリフィルを押し上げるようになっています。非常に良く考えられていると思うのですが、リフィルが専用のため、現状ではまったく手に入りません。勿論古いものなので今ついているリフィルもインクが出ない状態です。