パーカー21(Parker21)

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1940年代後半~1960年代まで販売されていたペンです。
大ヒット商品であった51の普及版として、ペン先を金ペンから鉄ペン(オクタニウム合金と表示されていたらしい)に変更し、各種の装飾を廃しています。

パーカーのペンにしては結構太目の胴軸はプラスチック、キャップはステンレスです。21については3種類あるとされていて外観としてはクリップの形状が若干異なります。

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私のは初期型のものでクリップがアロークリップではなく、ステンレスを凹状に加工してあります。ほかに凸状に加工されているものもあるようですし、後期バージョンの21スーパーはアロークリップが取り付けられています。

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そしてこのころのパーカーの製品の特徴といえば極端なフーデッドニブ。本当にペン先だけがちょこんと出ている状態になっています。

実はペン先も21と21スーパーで異なるようで、21のほうがペン先&ペン芯が大きくなっているらしいです。

インクはエアロフィラー方式といわれる吸入式、要するに板ばねとゴムサックを組み合わせたシンプルな中押し式ですね。意外とインクはたくさん入ります。