ポルシェデザイン P'3110万年筆(PORSCHE DESIGN P'3110)

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ずーっと欲しかったペンの1つですね、オークションで随分安く出ていたので購入。
購入価格は2万円、定価は73,500円ですからちょっと傷ついていますが随分安くあがりました。

このペンの特徴はなんと言ってもその軸素材。
テックフレックスと呼ばれる、金属の網状素材が使われています。元々はポルシェのエンジンルーム内で熱と機械摩擦から電気系統の配線やドライバーを守るため使われている素材です。0.22mmのステンレス系の特殊合金を7本づつまとめ、それを編み上げてあります。

本来はステンレスだけなのですが、このペンのテックフレックスは金色の部分があるのが写真でお分かりいただけるかと思います。なんとこの部分は14金のワイヤーで出来ているんです。豪華だけどハデ過ぎなくて良い感じだと思ってます。

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全体的にはかなり大柄なペンです、軸径がφ13.5mm、全長は収納状態で147mm、筆記時で173mm。どーむの手持ちのペンの中では筆記状態では一番大きいですね。
曲線の美しいクリップはスプリング式になっています。

キャップはねじ込み式ですが、尻軸への固定方法が変わっています。
一枚目を見ていただくと尾栓の部分に丸い出っ張りがあり、その部分がキャップ内部のインナーキャップに引っかかるようになっています。

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ニブは18金のロジウムコート、かなり大きなものが付いています。
ペン先やペン芯の形状を見るとペリカンと似たような感じに思えますね。

書き味は少し硬め、もう少ししなりがあっても良いなぁと思います。
インクフローが良くとても書き易いのですが、写真で見るよりペン先がおじぎしているような気がします。キャップに引っ掛けて曲がったのかな(^_^;)

デザイン、素材などを含めて「オトコノコ心」を刺激する一本です。