ラミー ノト スペシャルエディション(LAMY noto Special Edition)

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ラミーの新作ボールペンのノトです。
http://www.lamy.com/eng/b2c/noto/283

ドイツのメーカーですがデザインを担当したのはなんと日本人、プロダクトデザイナー深澤直人氏です。担当した製品で有名なものはauinfobar無印良品のCDプレーヤーですね。

特徴的なのが三角系の軸断面と軸と一体化したクリップ。
このクリップはシンプルなデザインの中にあって特徴的な部分です。そして一体化しているように見せかけて実はこのクリップは優れもの、微妙な段差がつけてあり服や髪に挟む時にスムースに引っかかるようになっているんです。何日か使ってみてようやく気付きました、この辺は工業デザイナーの本領発揮と言うところでしょうか。

またノックボタンも丸や四角ではなく、平べったいデザインになっており、中心部から少しオフセットされている独特のものです。ボールペンにありがちなノック感がなく、非常にスムースにノックする事が出来ます。

このノック部分の機構についてはばろっくさんが一生懸命分解して解明してくれましたので、どーむは手抜きしてリンクを貼らせて頂きます(w
ばろっくさん:文具漬け「LAMY noto 内部構造(汗) 」

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軸部分が三角形になっている為、軸を分解して戻した時にきちんとした位置に戻らなければいけないので「パチン」と止まるようになっています。

さて今回に入手したのはスペシャルエディションということで「POL OXYGEN」というアート・デザイン・建築雑誌が付属してきます。深澤氏の紹介ページだけが日本語となっている特別版です。
またノーマルモデルはLAMYのロゴがモールディングで入れられているだけなのですが、このスペシャルエディションには深澤氏のサインがプリントされています。

で、皆さん絶賛のペンなのですが、ちょっと苦言を入れておきたいと思います。
このペンお値段が1,470円、正直商品性を考えると高過ぎるなというのが正直な感想。我々のようなヲタクはこの価格でも良いものだと知っているので買いますが、一般の方がこの商品を見て1,500円近い値段を出すかといったら難しいでしょう。日本製のボールペンの品質を考えたら500円、高くて1,000円って所でしょう。いくらデザインコンシャスな製品とは言え、日本製品と真正面から戦える価格になってないんですよね。採用されているM16リフィルの価格を考えると500円は無理と言うのはわかるのですが、シイベルヘグナーにはもう少し頑張って欲しいなぁと思っちゃいます。

ちなみに今回の雑誌つきスペシャルエディションのお値段が1,575円。。。
それならもっと安くペンが売れるのではと勘繰ってしまうのは私だけでしょうか。

現地では幾らで売ってるんでしょうね、コレ。
調査願います>Kepetaさん(笑)