Sun Microsystems OpenOffice.org

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ミニノートのHP2133を導入するにあたって問題になったのがワープロ表計算などのオフィス系ソフトウェア。皆さんがよくご存知だと思われるMicrosoftのOffice(Word、ExcelPowerpointなど)を導入できれば一番いいのですが、本体が改造費込みで50,000円程度で入手しているのに、Standard版でも45,000円もするMS Officeを導入するわけにも行きません。

そこで今回導入したのがSun Microsystemsが提唱しているフリーソフトプロジェクト「OpenOffice.org」です。
http://ja.openoffice.org/

これはまったくの無料でオフィス文書ソフトが導入できるという優れもの。
MS Officeとも互換性があり、通常の文章を取り扱う分には十分過ぎるほどの機能を備えています。オンラインソフトではないので、オフライン(インターネットに接続されていない)状態でもちゃんと使用することができるのもポイントです。

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MS Officeとの機能の対照表は以下のとおり。
機能名		オープンオフィスでの名前	マイクロソフトオフィスの対応ソフト
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
ワープロ		ライター (Writer)		ワード (Word) 
表計算		カルク (Calc)		エクセル (Excel) 
プレゼンテーション	インプレス (Impress)		パワーポイント (PowerPoint) 
データベース	ベース (Base)		アクセス (Access) 
図形描画		ドロー (Draw) 		- 
操作感もMicrosoftに怒られるんじゃないか?と思うほど揃えてあります。
もちろん細かい機能になると多少の違いはありますが、基本的な文章ならこれで十分です。10月に最新バージョンの3.0.0が発表されたばかりで、さらにMS Officeとの互換性が強化されているようです。

最近各メーカーが出してくる廉価版の賞品は価格を落とすためにパソコンにワープロ表計算などがソフトをプレインストールされなくなってきています。ソースネクストのスタースイートなんてソフトも3,980円出ていますが、これも実はOpenofficeの有料版、違いとしてはフォントやテンプレートがいくつか添付されてくるくらい。凝った書類を取り扱うのでなければWindows標準のフォントで十分なので、ほとんどの方はOpenOfficeで用は足りてしまうと思います。