パイロット フリクションいろえんぴつ(Pilot FRIXION iro-enpitsu)

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パイロットのフリクションシリーズ第4弾。
今度はボールペンを多色展開にしてきましたね、ターゲットを子供にしてネーミングも「フリクションいろえんぴつ」ときました。リフィルの交換ができるフリクションボールに対して今回はボール径0.7mmの使い切りタイプで、価格も210円→136円と下げてきました。デザインも説明書きはシール貼り付けにして、剥がせばとってもシンプルなルックスで仕上げてあります。

今回の商品の特徴は何と言ってもそのカラーバリエーションの多さ。
なんときいろ・やまぶきいろ・みかんいろ・だいだい・あか・べにさんご・さくらいろ・ももいろ・べにいろ・あかむらさき・すみれいろ・むらさき・ぐんじょういろ・あお・そらいろ・みずいろ・きみどり・みどり・ふかみどり・おうどいろ・ちゃいろ・こげちゃいろ・ねずみいろ・くろの24色展開、子供向けを表す様に色の名前は全てひらがなで表記されています。
ばら売りのほかに6色、12色、24色のセット売りが用意されています。

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そしてフリクションボールとの違いがもう1つ、今まで軸の後端についていた消去用の摩擦ラバーが今回はキャップ先端部分に来ています。そして単色だったラバーも使い切りと言う事もあってか少し柔らかめ、インクカラーに合わせた色のものを用意してきました。

消し心地は柔らかい部分だけ従来の消しゴムに近いタッチ、こちらの方が違和感なく使うことが出来ますが、今までのラバーに比べると少し紙を削ってしまう感じがあります。

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水性ゲルインクだけあって発色はなかなか、黒がもっと濃いと言う事無いですが。
消えっぷりもどの色でもさすが。コレだけの色のバリエーションがちゃんと消えてくれるのはすごい技術、さすがパイロットと言う感じですね。

ただ、これを色鉛筆として学童向け販売をかけていくとなると若干疑問を呈さなければならないでしょう。確かに消す事が出来るカラーペンというのは鉛筆に近い商品性だと思います。実際私もフリクションボールは鉛筆の代替品として便利に活用しています。しかし色鉛筆のように広い範囲を塗る事が出来ませんし、色の濃淡をつけるのも難しいです。やっぱり塗り絵を塗りつぶす様なシチュエーションを考えると少し使いづらいのが正直な所です。

凄く面白いペンだと思いますので、是非良い使い方があればどーむにも教えてくださいな~