モンテグラッパ セナカーボン万年筆(Montegrappa Senna Carbon)

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ペントレでゲットした最後のペンです。
本当に終了10分前くらいに買いました(笑)
もう、絶対ここじゃ書けない鬼のような値段交渉にて格安購入( ̄▽ ̄;)

モンテグラッパがセナ財団と組んで製作した伝説のF1パイロットアイルトン・セナのシグネーチャモデルです。セナモデルで有名なのはガラスのF1型ケースに収められたF1マシン型のクリップのついた銀軸モデルですが、それとは違うものです。このモデルは胴軸&キャップがカーボンファイバーで作られており、トリム部分はすべてスターリングシルバー925になっています。

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素材的にはかなり萌える組み合わせ、デザイン的も個人的には嫌いじゃない。でもF1のノーズコーンをイメージしたと思われるクリップに「SENNA」って縦書きで書くのは止めたほうが良かったと思われます。。。

軸径はφ13mm、全長収納時140mm、筆記時153mmと見た目の印象よりは数字だけ見ると大柄です。ただ持ってみると尻軸に向けて絞り込まれている事や、ペン先が小さい事、キャップが細身である事などからあまり大きさを感じません。

持ってみるとせっかくカーボンという軽い素材で作ったのにトリム部分がすべてシルバー925の無垢材で作ってしまっているため非常に重くなってしまっています。特に天冠部分とクリップ、首軸が重くペンの端に重量が集中してしまい、お世辞にも取り回しの良いペンとは言えません。

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ペン先は18金のものが付いており、セナのシンボルマークであるダブルSマークと月桂樹の刻印が施されています。ペン先はペン自体が結構重量があるのもあってか、見事な程に硬いものです(^_^;)
首軸もシルバー925製、ペン先と同様ダブルSマークがレーザー彫刻で入れられています。

インク充填はヨーロッパ共通タイプのカートリッジ/コンバータ両用タイプ。コンバータにまでダブルSマークと「SENNA」ロゴが入っている念の入れようです。

個人的にはデザイン的にも好みなんですが実はペン自体には一切「Montegrappa」の表記がなく、あくまでも「SENNA」を前面に押し出したものになっています。あまりにもセナ色を出しすぎている事でちょっと普段使いづらい雰囲気になってしまっている事が残念です。
また重量バランスがかなり極端で、せっかくカーボンという軽い素材を使っているのに、重量感のある天冠やクリップ、首軸などを与えてルックス優先にしてしまうあたりがモンテグラッパが「ライティングジュエル」と呼ばれる所以でしょうか。