パーカー 21スーパー(Parker21 Super)
以前紹介したパーカー21の後期型モデルです。1950年代後半から作られていたモデルのようです。宮崎の健康堂でデッドストックになっていたものを入手。お店の方が値段がわからないという冗談みたいな本当の話です。
基本的にはほとんどパーカー51の路線を踏襲、ペン先がオクタニウム合金と呼ばれる鉄ペンに替えられています。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101054930.jpg)
サイズとしては軸径φ12mm、全長収納時136mm、筆記時145mm。
キャップをした状態だと実際のサイズよりずんぐりむっくりした印象ですね。
キャップをした状態だと実際のサイズよりずんぐりむっくりした印象ですね。
外観としては非常にシンプルで飾り気が無く、まさに実用品として万年筆が全盛期だった頃の商品だなぁという感じ。キャップ下端に「PARKER21 MADE IN USA」と刻印されています。クリップは前期型の21と違い、パーカーのお約束であるアロークリップが与えられています。
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101054940.jpg)
ペン先はこの時代のパーカーが得意にしていた極端なフーデッドニブ。
ペンポイント部分だけが少しだけ出ていて乾燥を防いでいると言われています。この当時最も売れていたシリーズですので、各メーカーから大量にこの21/51のパチm…もとい類似商品が発売されています(笑)
ペンポイント部分だけが少しだけ出ていて乾燥を防いでいると言われています。この当時最も売れていたシリーズですので、各メーカーから大量にこの21/51のパチm…もとい類似商品が発売されています(笑)
インク充填はエアロフィラーと呼ばれるシンプルは吸引式。コレは21と21スーパーの比較と一緒に別にお見せしたいと思います。