三菱鉛筆 パワータンクスマートシリーズ エントリーモデル

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三菱鉛筆の加圧リフィルボールペン「パワータンク」に新しいシリーズが加わりました。
初期シリーズの3モデルはいずれも軸がかなり太目で、デザインも力強いものでした。もう少し細身の、すっきりしたデザインのものが欲しいという声に応えて「スマートシリーズ」というネーミングを与えられて発売されました。
http://www.mpuni.co.jp/product/category/ball_pen/power_tank_smart/spec.html

今回紹介するのはスタンダードバージョンです。
三菱鉛筆の場合新商品はデザインを頑張りすぎるきらいがありますが、今回はバリエーションも出るという事もあり奇をてらわずにシンプルなデザインにしてきました。グリップ部分が透明なプラスチック製、軸部分には鮮やかな色の横縞がプリントされています。従来モデルは全てラバーグリップでしたが、スマートシリーズには採用していません。グリップ部分には溝が彫られているので、よほど手が濡れたりしていなければしっかり滑らずに握る事ができます。

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採用されているプラスチックタイプのSNP-7リフィル(105円)が圧力をかけるための3重構造になっていてかなり太くなっている為、軸前方にねじ切りなどを設けると太くなってしまいます。
その為旧モデルと同様にこのモデルも軸後部のノック部分が外れてリフィルを交換できる構造になっています。
軸径はφ11mm、スマートシリーズと言ってもこの手のボールペンとしては決して細くありません、リフィルだけでφ8mmもありますからコレでいっぱいいっぱいなんでしょうね。ただそれでも旧モデルはラバーグリップ部分で12.5mmありましたから、持ってみるとずいぶん細くなった印象があります。

書き味は定評のある加圧リフィルだけあってスムースですし、筆記方向を選ばず上向きでも横向きでも書くことが出来ます。ただ、相変わらず発色がイマイチで描線がグレー気味なのが残念なところです。