パイロット フリクションボール ノック(Pilot FRIXION BALL KNOCK)
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フリクションボールは優秀な筆記具だったんですが、やっぱりキャップ式というのはちょっと使いにくい側面がありました。ゲルインクボールペンですからノック式にすることは可能だと思っていましたが、やっぱり出してきましたね。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101031621.jpg)
フリクションインクのペンについてはこすって熱で消すための消去ラバーが必要なので、どういう処理にしてくるかと思っていたのですがクリップノックを採用してきました。これによって安定して描線をこする事ができるようになっています。
商品名の下(F・R・Iの下あたり)にノックインジケータと呼ばれるボールペンチップが飛び出しているかどうかを見分けられるようになっています。ただ、これクリップの位置で分かりますし、この機構を盛り込むのならクリップを使おうとした時にノック解除するセーフティ機構を付けて欲しかったです。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101031631.jpg)
リフィルは交換式になっており、従来と同じリフィルが使えるのもマルです。交換も特に変わった方式を使っているわけではないので、このあたりはシンプルですね。
商品ラインナップとしては0.5mm、0.7mmの2種類で色が黒、赤、青の3色。とりあえずはベーシックな展開できましたが、おそらく売れ行きがよければさらに展開してくるんじゃないのかと思っています。
とても良く出来ていますし、フリクションシリーズで批判を集めていたウルトラマンデザインも脱却しシンプルなものにしてきました。これは消えるボールペンとしては決定版と言えるほど高い完成度に仕上げてきています。後追いの三菱鉛筆・ファントムの発売後しばらく経ってからという絶妙のタイミングで叩き落しにきたなという感じすらあります。