シェーファー バランス 復刻版(SHEAFFER BALANCE)
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101054510.jpg)
1999年から売り出されていた「バランス」ペンの復刻版です。
オリジナルは1928年に開発されたもので、当時リアヘビーなものが主流だったところにペン先に重心を置いていたとされています。実際に軸が樹脂製と言うこともあり比較的フロントヘビーのペンに仕上がっています。
オリジナルは1928年に開発されたもので、当時リアヘビーなものが主流だったところにペン先に重心を置いていたとされています。実際に軸が樹脂製と言うこともあり比較的フロントヘビーのペンに仕上がっています。
バランス型のペンは何度も消えては復活を繰り返しているペンで、私も改造大魔王の手による80年代のモデルを一度紹介してます。どうも今ひとつ定番品になりきれないペンともいえますね( ̄▽ ̄;)
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101054520.jpg)
シェーファーのペンとして珍しく、キャップ先端および軸後端が尖らせてあり急激に絞ってあるのが特徴的です。軸径は12.5mm、全長は収納時146mm、筆記時163mm。キャップが大きい関係で大柄に見えますが、そんなに極端に太いペンではありません。
この当時のモデルは2種類あり、マーブルカラー&2本キャップリング&18金ペン先の35,000円のモデルと、クラシックカラー(単色)&1本キャップリング&14金ペン先を持つ20,000円がラインナップされていました。この軸色は「コバルトグロー」という名前が付けられているブルーマーブル、非常に綺麗な色に仕上げられています。
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101054530.jpg)
ペン先はフェザータッチニブと呼ばれる、かなりエラのはったオープンニブが与えられています。
非常にインクフローの良いペン芯とあいまって滑らかな書き味が演出されています。ただフェザータッチと言われると柔らかなしなりのあるペン先を想像しますが、シェーファーのわりにはしなりますが、どちらかというとガチニブの範疇に入ってしまいますね。
全体的に軽く、首軸も強くくびれさせている設計になっていますし、フロントヘビー気味の設計なので首軸を持って書かれる方に向いているペンかと思います。