工房アルティスタ とうきびペーパー

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今回はちょっと変わった紙をご紹介します。
最初は日下公司さんのツィートから知ったものなんですが、このとうきびペーパーはその名の通りとうきび(とうもろこし)から作られているのです。
 
札幌に行かれた事のある方はご存知だと思いますが、札幌の中心部にある大通公園には春から秋にかけてとうきびワゴン(焼とうもろこしの屋台)が並びます。このワゴンで大量に消費されたとうもろこしの皮は当然のごとく廃棄物として処理されてきました。この皮を紙の原料にしたら地元の素材を使った面白い商品になるのでは?と目を付けて作られた商品です。
http://homepage3.nifty.com/kobo-artista/toukibi/toukibi.html
 
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もちろん全部がとうきびの皮というのは無理があるようで、とうきびの皮25%:古紙75%という配合率で作られているそうです。独特の繊維質が紙の中に含まれており面白いざっくりとした質感の紙になっています。

残念ながら「極端に」太くインクフローの良い万年筆などで書くとさすがに滲みますし、逆に極細だとちょっと引っかかる感じはありますが、使い勝手としては十分合格だと思います。まぁ我々のようなヘンタイ以外の方が使う分にはまったく問題ないと思います。

今週から名古屋駅のタカシマヤで行われている「大北海道展」に「札幌スタイル」として工房アルティスタの代表である永谷さんが来られており、現物を見て購入することが出来ます。

どーむも今回少しお邪魔してお話させていただくことが出来ました。イベントは18日(月曜日)まで開催していますので、興味のある方は是非足を運んでみてください。