ゼブラ スラリ3C(ZEBRA Surari3C)
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101035900.jpg)
個人的には三菱ジェットストリームの後追いで出てきた滑らか系ボールペンの中では一番好みのスラリ。水性インクの発色の良さと油性インクの耐水性を併せ持つ商品性はそのままに、独立ノックボタン式のマルチペンに仕立ててきました。
現状では3色の3C(315円)と4色の4C(367円)の2種類があり、両方とも軸色が黒、ピンク、オレンジ、ブルーグリーン、透明の5色展開。ボール系はこの手のペンだと0.5mmあたりを求める人が多いのではないかと思いますが、残念ながら0.7mmのみです。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101035910.jpg)
クリップはバインダークリップ型、かなりしっかりした作りになっています。
ただ、ちょっと残念なのはクリップを使おうとした次点で、芯を引っ込めるセーフティ機能が無いこと。価格を考えるとあまり無茶を言ってはいけませんが、ぜひ搭載してほしい機能ですね。
個人的に評価できるのはグリップのゴムをかなり硬めに仕上げてきています。
単色バージョンでも同様ですが、べたつきがかなり抑えられるので長く軸を使いたい方には良いと思います。ただ、ゲルグリップのような柔らかいものが好みの方には少し滑ると感じるかもしれません。
発色の良さはさすがエマルジョンインク。
これは他社の滑らか油性のボールペンに対してのアドバンテージですから今回もちゃんと仕上げてきています。以前の単色タイプの際にも書きましたが、書き味はゲルインクや水性インクボールペンに近く、さらさらとしたものです。油性インクの粘りのある滑らかさとどちらを選ぶのかは好みの問題になってしまいます。