プラチナ・プラチナ ショート(Platinum Platium Short barrel)

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先日ル・ボナーのボンジョルノのところにお嫁に行ってしまったプラチナ・プラチナ。
でも実は入れ替わりで別バージョンのプラチナ・プラチナが手元に来ていたんです。プラチナ・プラチナは太軸以外にも細軸や革巻きがあり、そしてバリエーションの一つがこのショートタイプです。

ショートタイプにもステン軸などもあったようですがこれは銀軸/プラチナ合金ニブという豪華版。ストライプ彫刻が入った軸に黒いクリップと天冠が与えられていて、銀一色の太軸モデルとはまた一味違った雰囲気を出しています。外観上の特徴として天冠、尻軸、クリップと言った部分が黒で纏められているという事。この部分はラッカー塗装のため残念ながら手元の物は少し剥げてしまっていました。
 
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軸径はφ10.5mm、キャップ径12mm、全長は収納時で125mm、筆記状態で147mm。
一般的なプラチナのショートより軸、キャップとも少し長めです。
 
ショートタイプの特徴としてプラスチックの首軸に対して、金属の胴軸、キャップが後ろに付きます。通常は金属部分がアルミなので問題無いのですが、このモデルについては銀軸jになっているためかなりリアヘビーになってしまいます。
 
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ペン先はプラチナ・プラチナのお約束プラチナ合金ニブ、Pt ALLOYの刻印が入っています。

このシリーズのご多分に漏れずガッチガチの硬いニブで、書き味にビンテージらしい柔らかさを求めてはいけません。ペン芯はこの時期のプラチナによくありがちな半透明タイプ。太軸のペン芯は問題があるとされていましたが、この小さいタイプは市販品との互換性があり、改良ペン芯が存在するという話です。