シェーファー スリムタルガ 1022(SHEAFFER Slim Targa 1022)

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ここの所シェーファーのペンが紹介されていないと突っ込まれたりしていたので、久々のシェーファーネタです。
 
別に飽きたわけでもなく着々と増えております(笑)
さすがに集めるものも減ってきたのでネタにし難いペンが多かったりで(^^ゞでも見返してみたら最後のシェーファーネタは1月だったりするので、ただの手抜きですな( ̄▽ ̄;)

今回紹介するのはスリムタルガと呼ばれるモデル。
通常のタルガが軸径φ11mmなのに対して、スリムタルガはなんと8.5mm。万年筆としては異例に細いモデルです。2枚目の写真にタルガ1006と並べて見ましたが、長さは気持ちスリムの方が長いくらいなんですよね。
 
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シェーファーのカートリッジインクの直径が8mmあるので、そもそもこんなサイズのペンと言うのはあり得ないんですね。そんなサイズのカートリッジが入る製品なのかというとそうではなく、専用のカートリッジ&コンバータが作られています。これが現状手に入らない物なので、このペンを手に入れると微妙に困る状況が生まれるわけです。
私の場合予備も確保してありますし、在庫のある店も把握してますが(*´艸`)
※細いだけならセーラーのシャレーナの方がφ6.2mmという冗談みたいなモデルがありますけどね。
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何が凄いってこのスリムタルガ、ちゃんとペン先が14金製のインレイニブになってるんです。写真の一番左に通常サイズのタルガのニブと並べて撮影してみました。ペン先が反らずに少しおじぎ気味なのがシェーファーマニアとしては若干寂しいところではありますが、この細さでちゃんとタルガしているのが素晴らしい。

わざわざこのモデルのために金型起して作ってるんですよね。シェーファーに限らずですが、最近のパーツ流用しまくりの傾向を考えるとすごく贅沢にできています。