大橋堂 プロフィット型玉虫塗

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昨日のWAGNER@名古屋にて入手いたしました。
仙台の大橋堂さんの製品なのですが、ちょっと変わったモデル。
 
大橋堂と言えばエボナイト削り出し+漆塗りがお約束なんですが、これは何とセーラーのプロフィットスタンダードに飾り彫りを入れて、玉虫塗が施されています。首軸&ペン先もセーラーの物がそのまま使われているという代物。ペン先はどこかで付け替えられているという可能性も十分考えられますが。
 
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玉虫塗というのは銀粉を蒔いた上に特殊な玉虫漆で仕上げた漆器です。キラキラ光る銀粉と透明感のある赤系の漆が相まってとてもきれいな軸になっていますキャップに2本、胴軸に3本飾り彫りが入っているのも良いアクセントになっています。

ちゃんとリングは「OHASIDO SINCE 1912 J.S.U」という大橋堂バージョンに取り換えられています。
 
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もう一つプロフィットと違うのは天冠の部分。
通常は黒一色のドーム型になっているプロフィットですが、このモデルは頂点部分に白い素材で象嵌がされています。この加工は大橋堂でやっているのかセーラーでやっているのかどっちなんでしょうね?

ペン先は旧型プロフィットそのままなんで割愛w
ただ入手した時点ではインクカートリッジ付けっぱなし、水も空気も一切通りませんという状態でした。お湯につけてインク溝を掃除して、自宅に戻ってから超音波洗浄機攻めにしてどうにか生き返りました(笑)

これはかなり気に入ったので早速実用に入れたいと思います。