モンブランリペアクリニック in松坂屋名古屋本店

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love-montblancさんのブログで紹介されていたモンブランリペアクリニックに行ってきました。

会場は松坂屋名古屋本店2階のモンブランブティック。どういう形でやっているのかなと思いましたが、店舗の商談机のところに整備用具を広げて作業されていました。モンブランの専用工具がずらっと並んでいましたので、コレを見るだけでも十分面白いです。

え?写真はないのかって。。。

カメラ忘れた..._| ̄|○


お一人やってもらっていたので、商品を見つつ順番待ち。
しばらくして順番が廻ってきたので問題の144を見てもらう。

やっぱりペン芯が詰まり気味だったらしく、モンブランのBBのインクは詰まり易いのでこまめに洗浄したほうが良いとの事でした。見ているとどんどん分解されていきます、そして何気なく机の下に手を伸ばされると、新品のパーツがどっさり。そして…

がんがん新品のパーツに交換していきます!

「ヲイヲイ、パーツ代持ってねえよ」と正直思いましたが、コレが無料!
手元にある細かいパーツなら交換してしまうとの事、ペン芯、天ビスの凹ネジ、インナーキャップを交換して頂きました。

調子に乗って220とノブレスも見てもらいました。
220は若干インク漏れがあるので、という事で見てもらったのですが220自体こういう傾向があり、首軸にインクが付いてしまうとの事。古いモデルなのでメンテしても大きくは改善できない様子。良い状態なので、洗浄だけしておきますとの事。
ノブレスは書く時に引っかかる感じがあると告げると、既にかなり書き癖があり研磨が必要との事。
「ん?」と思った方もいると思うのですが、研磨機は持ち込まれておらず、書き癖にあわせた調整というところまでは行われていませんでした。

終了後、写真のようなペンを入れる袋を1本のペンにつき1つづつ頂きました。モンブランのユーザーさんはこのイベントの情報を手に入れたら一度行かれる事をオススメします。

セーラーのペンクリは全ての万年筆のユーザーに向けて、万年筆自体を使ってもらおう、楽しんでもらおうという万年筆文化の普及活動というイベントなのに対し、モンブランのリペアクリニックはあくまでもユーザーに対するアフターサービスという事のようです。
セーラーの長原さんや川口さんのような神業級のテクニックを見る事は出来ませんでした。でもモンブランというブランドのユーザーに対する姿勢が見て取れるイベントでした。
あと、やはりデパートの特選サロンなんてフロアにあるため、客層がペンクリと大きく違います。皆さんお洒落して来られていて、Tシャツとジーンズというどーむは浮きまくってました(笑)そして店自体もブランドショップの構えで非常に敷居を高く感じてしまいますね。実際には丁寧に応対してくれるし、もちろん嫌がられるようなこともありませんでしたが。

ただ、モンブランブティックで買い物をされた方を対象に告知がされており、ブティック以外で購入したユーザーにとっては知る方法がないのが難点です。是非こういったイベントを全国のユーザーにも知らせて欲しいなと思いました。まぁ一本くらいブティックで買おうかな…なんて思ったのも事実ですが(w

※余談
パーツ交換をしてもらい、粗品まで頂いてしまったので申し訳なくてカートリッジ(525円w)だけでもと思い購入してきたのですが…応対してくれた女性が、当日から入った方らしくカートリッジという単語すら分からない。

頼むから最低限の万年筆の知識くらい教育してください。。。

あくまでもモンブランはブランドショップではなく「万年筆屋」なんですから。

love-montblancさんのトコロのエントリ↓
http://ameblo.jp/love-montblanc/entry-10015019386.html

pocketbook(AKIHITOさん)のエントリ↓
http://easyrider.air-nifty.com/pocketbook/2006/06/post_e616.html

むーさんの日記帳(むーさん)のエントリ↓
http://mumumu.asablo.jp/blog/2006/06/04/392464