パイロット エリートS(Pilot Elite S)

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前回現行モデルのショート万年筆であるタッシェを紹介しましたので、今度は昔のショート万年筆をエントリしたいと思います。

下手すると日本で一番有名な万年筆かも知れないパイロットのエリートS。1969年に発売された万年筆の商品名は知らなくてもこの商品のCMは知っている人が多いと思う。大橋巨泉が「みじかびのきゃぷりきとればすぎちょびれすぎかきすらのはっぱふみふみ」と謎の言葉を吐いて、ナンセンスと言うかわけのわからないCMが当たり、爆発的な売上を記録しました。
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この頃の国産万年筆はこのエリートSに代表されるショート万年筆の全盛期です。胴軸を短く、首軸とキャップを長くする事で収納時は短く、使用時は長くというコンセプトのモデルが各社から発売されていました。

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当時の価格で2,000円という値段ながら、18金の結構大きなペン先が奢られています。初任給ベースで単純計算すれば貨幣価値は約1/5ですから今だと1万円くらいのペンと言うことでしょうか。

最近はすっかり廃れてしまったショートタイプですが、結構好きな方もいると思うんですけどね。