シェーファーインペリアルⅣ(Sheaffer ImperialⅣ)

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700投稿目もやっぱりシェーファーで行かせて頂きます~(^_-)-☆


以前紹介したトライアンフ550に酷似していますが、もっと古いモデルでタッチダウン吸引式のインペリアルⅣというモデルです。

「師匠」ことpelikan_1931さんのところに当時のカタログが載ってます。
http://pelikan.livedoor.biz/archives/50715159.html

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外観の違いとしては全長が10mmほど長い事、もう1つはクリップが少し長い事。ペン先がインペリアル用14金の大きいものが付けられている事などです。

吸入機構に金属を多用しているため、プラ軸の割には意外と重いペンです。

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尻軸のねじを緩めて引き出すと、テレスコープ状に吸引用のレバーとして引く出すことが出来ます。コレを押し戻すことによって気圧差ができ、首軸に取り付けられた金属管の中にセットされているラバーサックの弾力で吸引する仕掛けです。シェーファーではタッチダウン方式と呼ばれ、かなり古いモデルから、最近まで販売されていたレガシー2まで長期間採用されている方式です。

私の手元にあるコレも例外ではないのですが、アンティークのタッチダウンは中のラバーサックや気圧差を作る重要部品であるOリングが劣化してしまっている事が多く、購入する際には注意が必要です。