シェーファーのボールペンリフィル新旧比較
以前にエントリしましたシェーファーのレディモデルの紹介の中で「旧タイプのリフィル」という言葉を使いました。
実は多くのメーカーがリフィルの形についてはあまり変更しないのが普通、変更する場合も他メーカーと共通で使用できるタイプに変更することが多いのです。
それに対してシェーファーは細かい時期はわからないのですが、独自タイプでの仕様変更が行われています。多くのペンでは新旧両方が使えるようになっているのですが、一部のクリックノックタイプでは旧タイプでないとノック機構が正常に作動させられずノック動作を行うことが出来ません。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101051240.jpg)
下が旧タイプ、上が現行タイプです。
旧タイプはパイプ部の最上部が膨らませてあり、ペン先が必要以上に長く出ないような設計になっています。それに対して現行タイプは段差が設けられていません。ペンの設計の自由度はこちらのほうが高いでしょうね。![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101051250.jpg)
そして一番大きな部分は最上部のプラスチックパーツの形状。
上側現行タイプが単純に円柱状の部品が取り付けられているのに対して、下側旧タイプは円錐状の部分に四角い羽のような形状の部分が設けられているのが特徴です。
ペンの中でこの部分を直接ノック部品が押し込むことによってノックされる構造のため、この傾斜がないとノック機構が働かなくなってしまうのです。
この旧タイプリフィルを入手できるところをご存知の方がいらっしゃいましたら、是非どーむにこっそり教えてやってください( *´ノェ`)コッチョーリ