トンボ ズーム707bc・707sh(Tombow Zoom707)

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http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
トンボのデザインコレクションの元祖、ズーム707です。
1986年から発売されているロングセラー、707bcがボールペン、707shがペンシルいずれも1,575円。
http://www.tombow.com/
http://www.tombow.com/pen/

一目見て誰でも思う事でしょう…

なんじゃこの細さは!

何せ黒いボディ部分の細さがφ3.8mm、赤いラバーグリップ部分でもφ6.5mmという細さ。
実はコレ、トンボが「筆記具を使いやすい形状のままでどこまで細く作れるか」をコンセプトに開発した商品なのです。

パッと見では誰もがちゃんと書けるのか心配になってしまいますが、グリップ部分だけを膨らませる事でコレが意外や意外結構書きやすいんです。もちろんサイズがサイズですから長時間筆記にはさすがに向いてないですし、普通のペンから持ち替えた時には違和感アリアリですけどね( ̄▽ ̄;)
実は6.5mmというサイズはトンボの主製品である鉛筆がφ7.7mmですから、グリップ部分だけを見れば1mm程度細いだけなんですね。

デザインは好き嫌いが分かれると思いますが、非常にシンプルなデザインでドイツで3つのデザイン賞を受けているそうです。
どーむは最初コレを見たときに「なんだ日本のメーカーもこういうデザインできるんじゃん」と感じました。でもトンボの国内向け製品ではココまで思い切ったシンプルなものはほとんど無く、あくまでも海外向け製品なんですよねぇ。。。

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ボディはブラス(真鍮)に塗装されたもの。
どーむの持っている黒/赤の他にグレー/黒がラインアップされています。
ロームメッキ仕様のものもありますが、これは707de Luxeという名前でお値段が2,100円になりますのでご注意ください。
国内未発売モデルにはなんと14金メッキモデルもあるらしい。。。

ボールペンはノック式かと思わせておいて、実はノックボタンのように見える部分をツイストする方式。ネジでペン先を送り出す方式になっていますが、2回転半も回さなければペン先が出ないのがちょっと難点ですね。この点を改良してノック式になっている727というモデルも存在します。リフィルは4Cですから交換に苦労する事は無いと思います、ただトンボの4Cは他社よりちょっと太目なので注意が必要。

ペンシルはちゃんとノック式になっています。
「この細さにペンシルのメカを組み込んだ」というよりもペンシルのメカ部分にグリップと口金、クリップを取り付けたという感じですね。ノックボタン部分は非常に金属のスティックを差し込むような形になっており結構お金かかってる感じですね(w

2本そろえても3,150円ですから、あんまり高くなくてインパクトのあるペンをお探しの方にはオススメのペンです。