第10回世界の万年筆祭レポートその1(海外メーカー展示)

さて今年も行ってきました世界の万年筆祭。
しばらくはこのネタで引っ張りますので万年筆好きじゃない皆さん、申し訳ないんですが少々お付き合いください。

今年も例によって例のごとく三越日本橋本店の本館7階催事場にて行われました。三越名物の1つである古めかしいエレベーターガールのいるエレベーターを降りて左側に一段と濃ゆい空気が漂っています。

今年も国内、海外の各ブランドの万年筆が一堂に会していました。

今回はまず海外メーカーの展示から。
全体的に今回初登場というようなペンは少なく、正直言うとちょっと拍子抜け。
でも超絶モノの限定品以外はほとんど試し書きさせてくれるので、次から次へと試し書きしてみました。

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左上:ウォーターマン 右上:カランダッシュ
左下:サンフォードグループのギフト提案 右下:ヴィスコンティファーバーカステル
ただ、ちょっと気になったのは各社限定品に頼りすぎて、定番品がおろそかになっていないか?という事。確かに限定品は作る数量が決まっていて、安定供給を気にする必要も無いし、マニア心をくすぐれるので同じ顧客に高額で複数本売ることができます。でもそれでは万年筆は我々を含む一部マニアの物になってしまいます。是非万年筆に馴染みの薄い方でも手に取れるような魅力的な普及品を作って欲しいなと思います。

その中で一番萌えたのは何だったかというとコレ↓

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アウロラの「アーカイブコレクション」

倉庫に眠っていたアンティークのペンをセットとして出荷するというマニア垂涎のセット。ブロッターとインクがついて17本:525,000円、20本セットが1,050,000円だったかな。。。

一瞬「525,000円なら…(~ヘ~;)」と考えてしまった私は重症でしょうか