第10回世界の万年筆祭レポートその6(プラチナ・中屋)

プラチナ・中屋は今回は中屋のスペースを多く取ってきていました。
プラチナのスペースでは毎年恒例の倉庫から掘り出したパーツを組んで持ってきた70年代の古いモデルが2,000円~で売り出されていました。今年はプラチナ・プラチナはありませんでしたが、スターリングシルバーのモデルも持って来ていました。
(写真撮り忘れましたorz)

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セルロイド軸の作成実演も昨年に続く轆轤職人の松原さんが来られていました。
見ているだけだと簡単に次々と削っていくように見えるのですが、話をお聞きするととても繊細なもののようで職人の腕を見せて頂けます。

中屋の軸は今年は柄物を中心に持ってこられていて、宝相華の模様の溜塗りのモデルなどは身悶えてしまいましたよ。まぁお値段を聞くと別の意味で悶えてしまいますが。。。_| ̄|○

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ペン調整は今年も吉田さんが来られていました。
今年はプラチナ・プラチナの調整をお願いしたところ「良いのをお持ちですねぇ~」と言われてちょっと喜んでいたのはつかの間。

インクの出が安定しないと言った瞬間吉田さんの顔が曇ります( ̄Д ̄;)
吉田さん曰くこのペンのペン芯は構造的に問題があり、インクフローの不安定さはどうしようも無いとの事。細いタイプの軸用のペン芯は改良版が出ているが、太いタイプについては少量だけ作ってその後は部品の生産を行ってないようです。

これもファーストタッチがイマイチだったので、ペン先の微調整は行っていただきました。

イベントレポートはこれでようやく終わり、後は戦果発表ですね(*^m^*)