万年筆を極める

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実はネットショップなどでも売り切れになっていて手に入れ損ねていた本なのですが、先日の万年筆祭で販売をしていたので購入して来ました。

発行はかんき出版、お値段1,260円。
東京青山の万年筆ショップ「書斎館」のオーナー赤堀正俊さんが監修されています。
http://www.kankidirect.com/book.php?keycd=807

で感想としては…

この本では万年筆は極められない!

出版に携わった方々には大変失礼なのですが、全体的に初心者向けの基本的な解説、お手入れ方法の説明、調整の方法(川窪万年筆のダンナ登場)、各ブランドの代表的なペンの紹介などどちらかと言うと基本的な万年筆入門書といった感じ。ちょっとこのお値段は高いかな( ̄▽ ̄;)

ただ、調整の方法はあまり詳しく乗せない方が良かったのでは?と思います。
真似して使えない状態にしてしまう人が出そう。。。

内容はポイントを押さえられていて良いと思うのですが「万年筆を極める」というタイトルと内容が整合していないような気がします。この内容なら万年筆初心者に向けての入門書らしいタイトルを与えた方が良かったのではないかと思います。


誤解を招いてはいけないので追記(4/11)
本文では否定的な文章を書いてますが、万年筆の基本を押さえると言う意味では良くできた本です。
これから万年筆の事を覚えたい、万年筆に興味があるという方にはオススメできますよ(^_-)-☆