アウロラ テッシー ボールペン(AURORA Thesi)

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アウロラのちょっと変わったデザインのボールペン。
通常の筆記具は当たり前ですが円筒形をしていますが、このテッシーは楕円形な上にペン先が楕円の中心からオフセットして取り付けられています。さらに先端部は斜めに切り落とされていると言う非常に凝ったデザインになっています。

このデザインが評価されて筆記具としては初めてニューヨーク近代美術館MoMA)に永久保存展示されています。

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一応ノック式になっていますが、ノックは尻軸ではなく軸の途中に突起が設けられており、コレをスライドすることによりノックされるようになっています。突起の横に小さな解除ボタンがありますので、そちらをクリックすればペン先が収納されます。

クリップは使わないときはボディに沿って収納され、使うときだけ引き出すようになっています。コレが非常に良く出来ていてクリップの後端を押せばクリップの口が開くようになっており、簡単に操作ができるようになっています。

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ボールペン芯は他の主要モデルとの互換性はなく、テッシーとアウレッタというモデルの専用となっています。先端の斜めになっている部分からスプリングを仕込んだ機構部が外れ、そこからボールペン芯を抜き取り交換する仕掛けになっています。

特殊な形状ですので書きやすいとはいえませんが、薄身の形状と使いやすいクリップが与えられているために非常に携帯性に優れています。スーツの内ポケットなどに挿しておいても非常に収まりが良く、スマートに携帯することが出来ます。