1,000エントリ達成&シェーファー タルガ1001万年筆(Sheaffer Targa)

記念すべき1,000エントリ目は大好きなシェーファーで…

それも敢えてド定番のベーシックモデルで行きたいと思います。

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シェーファートライアンフの後継として、中級価格帯のペンとして80年台~90年代にかけて発売した「タルガ」というシリーズのペンです。

トライアンフまでの曲線を多用したフォルムとは一変して、直線的なフォルムを採用しています。クリップも板状のすっきりとしたものが採用されており、非常にシンプルなルックスで根強いファンを持つペンです。

軸のサイズは太さがφ11mm、全長が収納時142mm、筆記時155mm。
シェーファーとしては標準的なサイズといえると思います。

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キャップは嵌合式ですが、収納時でも尻軸につけた場合でも非常に収まりがいいのがひとつの特徴です、ガッチリ嵌まるわけではないのですが、変な引っかかりも無く綺麗に収まります。

軸は色々なタイプがあり、今回紹介するのは一番廉価なステンレスタイプ。
ほかにも銀軸、金張り、ブラス(真鍮)、ラッカー仕上げなどアメリカンブランドらしく様々なバリエーションがあるのも特徴です。

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ペン先はシェーファーのお約束インレイド(象嵌)ニブ。
14金モデルもありますが、これは普及モデルなので鉄ペン。
首軸はトライアンフ/インペリアルに比べると気持ち細めなので、ペン先も少し細長くなっています。ペン先の反り返りはこの個体については少し抑え目、それでもペンポイントの腹を使えるセッティングは健在、非常に滑らかに書くことができるようになっているのは変わりません。

で、ある意味アンティークのシェーファーのお約束でペンポイントが妙に曲がって付いております(w

タルガも何本かありますので、おいおい色んな軸登場させたいと思います。


冒頭にも書いたとおり、遂に当ブログもエントリ数が1000に到達いたしました。
これもひとえに皆様のご愛顧のおかげです、改めて皆様に感謝申し上げます。

最初は自分の備忘録として始めたはずのこのブログももうすぐ3年。振り返ってみるとまぁよく1000個もネタがあったものだと自分でもビックリしてしまいます。カテゴリごとに見ると文具・万年筆関係が3割強、飲食関係のネタ(飲食・駅弁/デパ地下・買い食い)が約2割、最初の頃に多かったホテルや交通系のネタは1割くらいしか無いんですよね( ̄▽ ̄;)

これからも物欲の赴くまま、食欲は体のご機嫌を取りながら暴走し続けたいと思います。
これからも皆様よろしくお願いいたします。