糖尿病入院記録その3 -運動療法-

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治療生活の中で唯一楽しかったのがコレでした(笑)
糖尿病は摂取カロリーのコントロールと共に、運動する事により糖を消費し、インスリンの効きを良くして食後1時間~2時間後に上がる血糖値を下げる事が効果的とされています。

毎食後に出来ればベストですが、普段は毎日意識して歩くようにしたりする程度でも充当する事が出来ます。勘違いしがちなのが運動強度が高ければ良いわけでなく、あくまでも「有酸素運動」である事が大事であること。ちなみに有酸素運動とは呼吸を整えながら行うジョギングやウォーキングなど継続的に一定の負荷をかけるような運動の事を言います。逆に無酸素運動とは短距離走ウェイトトレーニングなど強い負荷かけて短時間で行うような運動の事を言います。
一般的に有酸素運動とされているものでも、頑張りすぎて息が切れてしまうようでは無酸素運動になってしまうので、その点にも注意が必要です。

かと言って無酸素運動が不要なのかというとそうではなく、減量および糖質を消費しやすい身体にするためには筋力トレーニングをして「基礎代謝量」を増やす必要があります。基礎代謝量は特に活動をしていなくても必要とするエネルギーの事で、一般的に筋肉量が増えれば基礎代謝量が増えるとされています。

そこで入院中にはリハビリテーション科の施設を使わせて頂き、理学療法士さんの指導の下簡単な筋力トレーニングと有酸素運動を組み合わせて行っていました。当初は1日午後1回の予定だったのですが、あまりに暇でしたし身体を動かすとスッキリするのもあってお願いして1日2回に増やしていただきました。看護士さん曰くこんなにリハビリやりたがる患者も珍しいそうで(笑)

基本的に午前中は療法士さんは付かず自主トレーニングで施設を使わせてもらう形で、午後は療法士さんの指導の下ストレッチ→ゴムバンドやアンクルウェイトを使った簡単な筋トレ→エアロバイクをつかった有酸素運動20分~25分程度という運動を行いました。
と言っても腐っても元体育会の運動部員でしたので、基本的なトレーニングの基礎知識はあるのでどーむはかなり放ったらかし(w午後は一緒についていると言っても大半が世間話でした。世間話ばっかりしていたので担当の療法士さんと仲良くなってメアドと携帯番号も聞けたわけです(*´艸`)

まぁ裏話をしてしまうと、実は入院していた病院には大学の部活の後輩が理学療法士として勤務しており、連絡先のゲットには彼のアシストが非常に効果的だったのです(笑)
まぁこの話はあんまりブログで詳しく報告しないと思いますが、生暖か~く見守りつつ放置してやってください(笑)

ちなみに写真はリハビリテーション総合実施計画書なるもの。
患者の状態やリハビリ計画を書き入れるものですが、どーむの場合基本肉体的にはド健康なので、療法士のTさん曰く凄く書類作るの楽だったそうです。更に言うと主治医のI先生のコメント(右下の「医師の指示・リスク・疾病管理」の部分)が「お願いします」だけ、超手抜きです(笑)