パーカー デュオフォールド パール&ブラック インターナショナル(Parker DUOFOLD Pearl&Black International)

イメージ 1

パーカーのフラッグシップであるデュオフォールドの定番色モデルです。
パールカラーのマーブル軸に黒の稲妻のような模様が特徴的、一度生産中止になったのですが、人気があるようで最近ラインナップに復活しました。私が持っているのは先代タイプのものです。

デュオフォールドは歴史あるモデルでたくさんのラインナップがあるのですが、なぜだか縁がありませんでした。一応壊れた古いモデルは一本持っていたのですが、先日のWAGNER関西大会でYさんからコレを譲っていただきました。
一応インクを入れたことはあるけれどほぼ未使用だと仰られていました。

イメージ 2

現在のデュオフォールドには大きい方からセンテニアル、インターナショナル、デミの3種類がありますがコレは真ん中のインターナショナルになります。デュオフォールドというと非常に大きいイメージがあったのですすがインターナショナルだと実はそんなに大きくはなく、軸径がφ11.5mm、全長収納時132mm、筆記時165mmです。
キャップのはまりが浅いため筆記状態ではかなり長めですが、軸径だけで行ったら実はプロギアのスリム軸より細いんですよね。

軸材はアクリライトと呼ばれるアクリル系樹脂、全体の重量は割と軽め。
ただしリング類や天ビス部分のレリーフなどがありキャップが重めのため首軸を持って書かれる方はキャップを外した方が書き易いと思います。ある程度後を持てる方なら長さを生かして筆の様に書くのも面白いです。

イメージ 3

18金のFニブなんですが、実際の描線はちょっと太め、日本人の感覚では「細字」とはちょっと言えません。そしてデュオフォールドのお約束「ペン先をくるみのチップを使って56時間かけてていねいに磨き上げている」というもの、果たしてその研磨方法がどの程度効果があるものなのか疑問ではあるのですが(w

現行型との大きな違いがペン先のデザイン、この時期のものはデザインモチーフがパーカーの象徴である「矢羽」デザインが採用されています。現行モデルはスペードが描かれています、コレは昔からの矢羽デザインを好まれる方の中にはお好きじゃない方もいるようで結構賛否両論だったりします。そう言っている私自身もこの矢羽デザインの方が好みですね~

ペン先は非常に硬く、しなりはほとんど…いや全くと言って良いほどありません( ̄▽ ̄;)
ペンの滑り自体はとても良いのですが、もう少し柔らかさが欲しいなぁという気はします。
インクフローは安定しているので、筆圧強めの方がどんどん書いていくのには向いていると思います。