Finemanさん謹製セーラープロフェッショナルギア用真鍮軸

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12月の松江突撃で頂いたお土産第2弾。
コレもココまで引きずってしまいました( ̄▽ ̄;)

これはなんと松江の中屋万年筆応援団長ことFinemanさんがカスタマイズ用に作られたセーラープロギア用の軸。ブラス(真鍮)の丸棒から削りだしたという逸品、いやどっちかと言うと珍品か(w
http://fish.miracle.ne.jp/mail4dl/05-topic-news/Custom/cent-g-00.htm

現在は軽いアルミ製の物に落ち着き、尾栓部分が取り外し式となりバランスが変化させられるようになっています。そこに行き着くまでの試作品として作られたものを頂きました。軸バランスが気に入らなくてウェイトを入れる方は知っていますが、まさかそこで軸を削りだそうとはなかなかいらっしゃいませんよねぇ。。。

頂いたときには旋盤の削り跡が残っている状態で頂きましたが、金ぴか好きのどーむは耐水ペーパーと金属ポリッシュ用の磨き布でしこしこと磨いてピカピカにしてみました。

特徴はなんと言っても

クソ重い!(笑)

説明不要でしょう(w

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プロギアの標準品は持っていないのでグランザスネオに着けてみましたがペン全体で60g近くになってしまいます。そりゃ基本的に真鍮の塊ですからね~この胴軸部分だけで39gもあり、もともとのグランザスネオの胴軸が約17gですから22gも重いわけです。決して軽くないグランザスネオでこの調子ですから、プロギアの通常品から比べると本当に重くなってしまいます。
ちなみにペリカンのM400で全重量15g程度ですから、この数字が以下に重いかがわかります(笑)

とは言えWAGNERのプリンスこと文鎮王子さんの超重量級万年筆で書かせてもらった事があるとこれがまだまだ重くないと思えるから不思議(笑)でもまだコレでは文鎮倶楽部には入れてもらえない(w
※文鎮倶楽部:乾燥重量(インクを入れない重量)で70g以上の万年筆を持つ人の集まり
 ★追記 文鎮倶楽部の会員は人間じゃなくて「万年筆そのもの」なんだそうです(^_^;)
     人間の会員は文鎮王子さんその人だけとの事、らすとるむさんより教えて頂きました。

どうしてもかなり重量があるので、首軸を持つような方にはまるっきり薦められません。プロギアのねじ切り部分より後ろを持って、手の上に万年筆を乗せて書ける方じゃないと使うのは難しいでしょう。

時間に余裕のある時に軸を付け替えて遊んでます、手紙なんかを一気に書ききるには意外と悪くない。もちろんコレで長時間書き続けろと言われたらさすがにきついですが( ̄▽ ̄;)

あー、でも真鍮製なのでシルバートリムのグランザスにはイマイチ似合わない。。。
ゴールドトリムのプロギア買っちゃう?(*´艸`)


※後日談
実はコレ、Kepetaさんにお会いするときにネタとして持っていくつもりだったんですが、慌てて荷造りして長野に忘れて東京に行ってしまいました。わざわざオランダからプロギア持って来てもらったのに。。。スンマセンm(__)m