デルタ366 万年筆/ローラボール/スケッチペン(DELTA 366)

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基本的にお値段が可愛くないので半年振りに紹介のイタリアモノです
デルタの普及品クラスのペンとして販売されていた366というペンです。
毎日使えるペンをという意味を込めて「365」という名前で販売されていたペンの後継機種という事で「366」というネーミングになったようです。閏年仕様ってことでしょうか?(違)

どーむの大好きな3本揃いのペンなのですがちょっと不思議な3本揃い。
万年筆、ローラーボール(水性ボールペン)までは良いのですが、どういうわけだか最後が5.6mm芯のスケッチペンという取り合わせです。ラインナップとしてはツイスト式の油性ボールペンもありますが今回は入手できていません。

軸の色がビミョーな色、デルタでは「イエロー」と呼んでいますが、コレは日本では「黄土色」と言うのではないかと…どうしてこんなくすんだ色を選んだのか若干謎です(w
ちなみに他にはトータス(べっ甲)、ジェイド(緑モザイク)ブルーグリーン(青緑モザイク)、白マーブル、ローズ(ピンクモザイク)などがあったようです。

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力強い直線的なデザインの365に対して、366は立体感のある曲線的な軸とキャップが特徴です。
どーむはこういううねりのあるセクシーな曲線の軸が大好きです。
(365はさなえりーのさんムーミンさんがお持ちですね)

普及品クラスのペンとしてはかなり大柄で軸径が一番太い所でφ14mm、尻軸の細いところでもφ11.5mm、キャップ径が16.5mmもあります。全長は収納時134mm、筆記時で160mm(万年筆/ローラーボール)スケッチペンが143mmあります。

万年筆はカートリッジ/コンバータ両用式、ローラーボールはシュミットのキャップレスリフィルが適合します。
既にデルタがパーカータイプのローラーボールリフィルに移行しているためこのリフィルがなかなか手に入らないんですよね…(^_^;)

天冠部分にはデルタ旧マークの入ったシルバー製の小さなレリーフが付いてます。

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万年筆のペン先はロジウムコートの18金ペン先が与えられています。
ちょっと小さめですが、イタリア製の3万円未満の万年筆としては頑張っていますね。

本来はペン先がもう少し首軸に深く挿っていますが、個人的な好みで少しペン先を前に出してありますが、インクは途切れる事はありません。自分で少し切割は広げてありますが、比較的「当たり」の個体と言えると思います。
デルタのお約束ですが、しなりはほとんど無い厚みのある硬いペン先です。

ちょっと変わった3本揃いですが、結構気に入って使ってます。

実はスケッチペンが一番使っていたりして(笑)