デルタ ヴィアベネット万年筆(Delta ViaVeneto)

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デルタの定番品でフェデリコ・フェリーニ監督により撮影された「la Dolce Vita(甘い生活)」の舞台となったことで有名な通りにちなんでネーミングされた「ヴィアベネット」というペンです。
366に続いてデルタ連発ですね(*´艸`)

以前万年筆祭で試し書きして凄く書きやすかったのでずーっと欲しいなと思っていたのですが、たまたま凄く安くオークションに出ていたので入札したら落ちちゃいました(^_^;)
定価で行くと42,000円するペンですが丁度1/3くらいの値段で買えてしまいました。

鮮やかなイタリアンレッドの軸にカゼインという牛乳から作られた樹脂素材を使ったドーム型の天冠が特徴です。軸のデザイン自体はクラシカルで直線的な軸ですが、この乳白色の天冠とキャップリングがアクセントになって可愛らしいルックスになっています。

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実はこのモデルは日本にも輸入されているのですが、現在正規販売されているものは赤軸/銀トリムと黒軸/銀トリムの2種類のみで、この赤軸/金トリムは本国バージョンで日本国内では珍しいものです。赤軸なだけでも相当派手ですが、金トリムになるとより一層派手な印象になりますね。
本国サイト・金トリムバージョンが掲載されています。
日本語サイト・銀トリムバージョンしか掲載されていません。

以前ぱいたんさんが赤軸/金トリムバージョンが国内に入ってこない事が分かった際に悶えてまして、銀トリムを仕方なく購入されていたのを思い出してしまいました(*´艸`)
http://moon.ap.teacup.com/a_fool_dances/680.html
http://moon.ap.teacup.com/a_fool_dances/766.html

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ペン先もトリムと同じゴールドで14金ペン先です。
ペン先のフォルムやペン芯を見る限りヴィスコンティ ジゴロF.R.H.と同じニブユニットのよう、とても好きな書き味のニブユニットなので相性いいんでしょうね。薄いペン芯ですが早書きのどーむでもスキップもあまり起こらないのも○です。

サイズは意外と大柄で軸径φ13.5mm、全長は収納時135mm、筆記時153mm。
意外とキャップが重いためキャップを後ろにつけて書くと若干リアヘビーになるのが少々難点です。私はコレくらいなら気にならないんですが、前を持つ方だとちょっときついかな~