コンウェイ・スチュワート No.55デュロ(Conway Stewart No.55 DURO)

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イングランドの老舗ブランドコンウェイ・スチュワートのアンティークペンです。
1940年製の万年筆モデルナンバーがNo.55、モデル名がデュロというペンです。

コンウェイ・スチュワートのペンは以前紹介したNo.75に続いて2本目の入手です。入手した際の情報によると1940年製、約70年も前のペンという事になります。首軸とペン芯はエボナイト製、胴軸とキャップはプラスチック製です。

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黒軸に金トリム、キャップに3連リングというこの時代のペンのスタンダードなルックスです。軸径がφ12mm、全長が収納時はコンパクトな130mmですが、キャップの嵌まりが浅いため筆記時では162mmもあります。

インク充填はコンウェイのお約束どおりレバーフィラー式。
コレだけ古いものになるとレバーがだいぶ怪しいものも多いですが、コレは比較的まだしっかりしています。インクサックは交換済みのようなので、今のところ快調に吸い上げてくれる状態を保っています。

軸のインプリントは「The Conway Stewart No.55」と「MADE IN ENGLAND」の2種類。
さすがに色は落ちてしまっていますが、はっきり読み取れる程度に残っています。

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ペン先はこの時代のモノらしく穂先の長いタイプ。
14金のM字幅相当の物が付いており、ブランド名と「DURO」の刻印がされています。
ハート穴がハート型なのがカワユイです♪

残念ながら曲げてしまった事があるようで補修の跡がありペンが波打ってます(^_^;)
40年代のペンとしてはかなり硬め、コンウェイらしいといえばらしい仕上がりです。

コレは実はヤフオクの新機能「値下げ交渉」を使って手に入れたのですが、結構大幅に下げて交渉したつもりだったのですがあっさり認められてしまいました。とりあえず言ってみるものです(笑)