823と743と742

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万年筆好きじゃない方には何のことだかわからないタイトルですね(*´艸`)

パイロットの実用万年筆カスタムシリーズ3種類です。
上から823、743、742の3種類です。
823は2000年(創業82年目)に発売された定価3万円の万年筆、インク充填にプランジャー式という珍しい方式を採用しているペンです。743と742は前回紹介したとおり1992年(創業74年目)に発売された定価3万円と2万円の万年筆、こちらは一般的なカートリッジ/コンバータ両用式を採用しています。

こうして並べてみると違いがとてもわかり難いですね。
823と743はキャップの形状が同じ、尻軸の形状が異なり823が少し長くなっています、まぁ823は良く見ると半透明のグレー軸で743は黒軸なんですが写真だとあまりわかりませんね。743と742は並べると金属トリム部分に違いがあり823の方が若干豪華になっていることがわかりますが、一本ずつ持ってしまうと外観上の違いは非常にわかりにくいです。

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ペン先および首軸は823と743は同価格ということもあり、基本的に同じデザインで14金の15号ペン先が与えられています。743と742の大きな違いはペン先で743が15号なのに対して、742は10号ペン先に変更されています。実際に持ってみると結構な違いを感じますが、書き味に関しては好みにもよりますが15号ペン先のほうが柔らかくてより万年筆らしい書き味に仕上がっているような気がします。

ちなみに写真は左から823(M)、743(B)、742(FA)のペン先です、比較写真用としてはフォルカンはダメだな(笑)


※743はどーむの持ち物ではありません、借り物なのにネタ不足のためネタにしました。