Center-G カスタムバレル チタン軸

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あぁ、やっと紹介できます。
松江の万年筆研究家Finemanさんのカスタムパーツ第2弾。

昨年頂いたプロギア用ブラス軸に続いて今回作られたのが…

なんとチタン製の替え軸!

先日のペントレには持って行きましたので会場でご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、パイロットのカスタム74xシリーズ(742&743)用の替え軸です。チタンの無垢材から削りだしたと言う逸品、いや珍品か( ̄▽ ̄;)
http://fish.miracle.ne.jp/mail4dl/05-topic-news/Custom/cent-g-00.htm

パイロットのカスタム742を買ったのはこの軸を使うためだったんです。

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ブラス製の胴軸だけで40g近いという重量に比べるとずいぶん常識的な重量になっています。といっても楽に20gは越える重量がありますので全体で40gほどの重量になります。樹脂軸のカスタム742に比べると742が元々相当軽いこともあってかなり重く感じます。

軸には旋盤痕が残してある状態の仕上げで、軸の中央部分には「TiTaNiUm74X」のロゴが刻まれています。これはどうやって入れたのか聞いてないのですがサンドブラストですかね?
胴軸とキャップの境目に段差が設けられており純正軸より少し太いφ13.5mm(742純正φ12.5mm)に仕上げられています。この段差部分が通常のペンだとキャップにぴったりくっつくのが一般的ですが、この軸ではわざと少し間が空くようにしておられるそうです。これは個人的には好みが分かれるところでしょうね。
全長も2mmほど長くなりますが、あまりこれは気になりませんね。

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尻軸部分はねじで外れるようになっており、ここも交換できるようになっています。ランダムに面取りして金メッキしたブラス(真鍮)製と赤く塗装されたアルミ製の2種類が付いています。重さが異なるため取り替える事で重心が4mmほどずれる様になっているのです。
本来キャップを尻軸側に着けずに使用する前提の軸で、Finemanさん曰く「キャップがぐらつく」との事でしたがどーむはこの程度なら許容範囲ということで取り付けて使ってます( ̄▽ ̄;)

あくまでも基本試作品ですが、入手する事も可能です。納品されているのが何せ10本だけなので既に完売している可能性が大ですが「八雲塗やまもと」さんで販売をしています。
在庫、価格などの問い合わせはe-mailで山本一成専務宛で行ってください。
yakumonuri@nifty.com