シェーファー レディーシェーファー901(Sheaffer LadySheaffer901)

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久々のレディシェーファーネタですね。
今回はシール付きで手に入れたヤツなので品番がわかりますレディーシェーファー901という名前が与えられているモデル。
ロングクリップ&巻きペンタイプなので、恐らくレディーシェーファーとしては初期のモデル1960年代のものだと思います。ブラス(真鍮)軸にメッキを施してクロスのヘアライン仕上げ、さらにその上にクリアラッカーが施してあります。結構凝った仕様ですね。

って、先日のパイロットレディと同じ感じですね。
おそらくこの手のモデルにパイロットがインスパイアされて…って要するにパクったんでしょうね(笑)

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後期モデルは軸が派手な割には首軸は黒ばかりですが、初期モデルは首軸も派手です。901は鮮やかな赤の首軸が与えられ、金色のペン先と相まってかなり派手な印象のペンですね。

キャップ部分には波目の模様が刻まれていて、メッキなしで金属地肌を見せてあるのですが色の違う層のようになっているんです。わざわざコレをこの部分だけにやっているとは思えないので、この軸材は配合の違う銅を重ねて圧延しているのではないかと思います。昔はこんな部分にも手間かけてたんですねぇ。。。今ではこういう模様の出し方しないですからね。
軸径はφ10.5mm、全長はレディーシェーファーとしては少し長めの収納時138mm、筆記時で155mmというサイズ。

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ペン先は14金の巻きペンタイプ。
この巻きペンの場合鉄ペンだろうが、金ペンだろうがガッチガチに硬く、書き味のことだけ考えればどっちでもあまり変わりません( ̄▽ ̄;)
ペン先が紙に当たる瞬間、少し柔らかいような気がしますが、恐らくブラインドで比べたらはわからないでしょうね(笑)
シェーファーマニアとしては残念ながらペン先の反りが甘いです(笑)このしならないペン先だからこそあの反りが大事なのですが、結構個体差があるんですよねぇ。。。