ペリカン M30(Pelikan M30)
前フリからえらい時間経ってしまいました( ̄▽ ̄;)
1965年~1973年にかけて生産されていたMシリーズの金張りキャップモデル。この当時のペリカンは回転吸入式のMシリーズとカートリッジ式のPシリーズを並行して展開していた時代でした。1960年代後半で8,000円という値段で売られていたようですので相当な高級品だったはず。でもぶっちゃけた話結構安っぽいです(笑)
(年代は師匠のブログで紹介されている年代を引用)
(年代は師匠のブログで紹介されている年代を引用)
ちなみにこの上位にM60(金張り軸)とM100(14金無垢)があったようです。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101010230.jpg)
軸径はφ11mm、全長が収納状態で132mm、筆記状態で143mmと上位モデルのペンとしてはかなり小柄な部類に入ると思います。軸は黒いプラスチック、キャップは14金張り仕上げ。この当時のクリップはフォルムにペリカンの雰囲気は残していますが、お得意のペリカン顔ではありません。天冠にはペリカン親子が金彩で鎮座しており、透明のプラスチックで覆われた形になっています。
正直なところこの年代のMシリーズ、およびPシリーズはマニアの中では人気が無いようでかなり安く手に入ります。これは複数本購入だったのですが、1本あたりに換算すれば3,000円くらいでの入手になりますね。
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101010240.jpg)
ペン先は14金で簡単な刻印装飾が施されたものが付いてます。Mシリーズ/Pシリーズのペン先としては18金モデルが有名ですが、18金ペン先になったのは70年代からのようです。
書き味は特に撓ったりするわけでもなく、ペン先の返りに特徴があるわけでもなくきわめて平凡(w
ただし非常にゆがみやすい18金モデルに比べるとしっかりしており、使うのにはらはらするような事が無いのは評価できるかなぁ。。。
よく言えば質実剛健、悪く言うと平凡で面白みのないペンと言えるでしょう(^_^;)
ただし非常にゆがみやすい18金モデルに比べるとしっかりしており、使うのにはらはらするような事が無いのは評価できるかなぁ。。。
よく言えば質実剛健、悪く言うと平凡で面白みのないペンと言えるでしょう(^_^;)