セーラー キングプロフィットマーブルエボナイト(SAILOR KING PROFIT MARBLE EBONITE)
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101043110.jpg)
今年のペントレでの入手ペンのひとつ。
これもずっと欲しいと思ってはいたのですが、84,000円という可愛くないお値段の関係で手を出せずにいました。しかし今回マジェスティさんが格安で出品されていたので、遂に手を出してしまいました。
これもずっと欲しいと思ってはいたのですが、84,000円という可愛くないお値段の関係で手を出せずにいました。しかし今回マジェスティさんが格安で出品されていたので、遂に手を出してしまいました。
セーラーのレギュラーラインでの最高級ラインキングプロフィットをエボナイト軸で作成してあります。初期モデルはリング付だったのですが、エボナイトはどうしても変色が避けられず磨くのに邪魔という理由で現行モデルはリングなしになっています。通常モデルは黒一色ですが、受注生産としてこのマーブルエボナイトモデルが設定されています。
ただちょっと残念なのが、天冠、キャップ、胴軸の模様が合わせられていないこと。技術的に難しいのだとは思いますが、高級感が大きく異なってきますので是非挑戦していただきたいですね。
磨きをかける際に邪魔になるクリップも天冠を外すことによって脱着可能にしてあります。またインナーキャップも天冠に仕込まれたスプリングによって首軸に密着するようになっていたりと、趣味性の高い最高級ラインらしい工夫がされています。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101043120.jpg)
軸径がφ15.2mm、キャップ部分でφ17.6mm、長さが収納時153mm、筆記状態で166mmという堂々たるサイズ。
エボナイトという素材もあり、サイズの割には重量感はなく良い意味で普通の使用感を確保しています。もちろん15mmを超える軸径ですので、太軸が苦手な方にはダメでしょうが。
セーラーの万年筆を語るうえでどうしても問題になるのがコンバーターの容量です。これだけ巨大なモデルですが、このペンを選ぶ方はコレクターかヘビーユーザーのどちらかになると思われますが、コンバーターの容量は当然通常モデルと変わらないためヘビーユーザーには物足りないと思われます。規格の変更を伴うため簡単ではないと思いますが、ぜひとも大容量コンバーターの開発は考えてほしいものです。
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101043130.jpg)
ペン先はセーラーの規格で言うところのバイカラーの21金超大型が与えられています。
比較のために一番左に大型ペン先(プロギア・マイカルタ)を並べてみましたが、やっぱりこのペン先のサイズは「巨大」の一言に尽きます。
ごく初期のフニャフニャのペン先に比べれば硬くなったと言われていますが、十分に柔らかいペン先です。筆圧の強いどーむの場合は若干注意が必要ですね(^_^;)
お値段的には大事に撫でさすっても良いクラスのペンですが、どーむの場合はもちろん既にインクを入れて実戦投入しております。この手の大型ペンの場合はスーツのポケットに挿してというわけにはいかないので、ペンケースにセットして持ち歩いております。