セーラー 創立100周年記念モデル クリアーキャンディ(SAILOR CLEAR CANDY)

セーラーの100周年記念事業は105万円の有田焼157,500円の島桑だけではありません。
1970年代に発売され1500万本以上を売った、セーラー最大のヒット商品「キャンディ」の復刻版です。
 
復刻カラーの8色(グリーン、イエロー、ブラック、スカイブルー、レッド、ホワイト、ピンク、パープル)に加え、8種類の新デザイン(メタリックブルー、メタリックグリーン、メタリックピンク、透明ブラック、透明ゴールド、イカリ、トレードマーク&イカリ、トレードマーク)を加え16種類の展開で「クリアーキャンディ」として発売されました。
 
今回の復刻は「女子ペン」と銘打って、完全に若い女性にターゲットを絞った戦略を打ってきています。専用サイトを立ち上げて、「女子力アップのヒケツ」とか「はじめてのキャンディ」なんてページを作ってあります。
http://candypen.me/
 
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ペンと併せてインクも発売していますが、従来のジェントルインクのカートリッジが10本入りで420円なのに対して、キャンディ用は2本で105円とパッケージ単価を下げてきています。また色もピンク、グリーン、イエロー、レッドブラウン、ブラック、オレンジ、ブルーブラック、スカイブルーというポップな8色展開。カラーペンとして複数本使ってもらおうという意図が見えます。ただ、プラチナのプレピーやパイロットのペチットワンなどに比べて価格が高いので、実際には複数本は厳しいかなぁというのが正直な感想です。

ペン自体はカートリッジ/コンバータ両用式。
軸径φ11.2mm、キャップ径φ13.6mm、全長は収納状態で134mm、筆記状態で152mm。
軸、キャップ、クリップなどは全てプラスチック製です。

どーむは記念モデル新カラーのトレードマーク&イカリ、透明ゴールドと復刻カラーのピンクの3種類をチョイス。記念モデルには今回の100周年商品に頻繁に登場するセーラー坊やがプリントされています。
 
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ペン先はセーラーの安価なペンによく使われるF-2ペン先。
安い鉄ペンですがセーラーらしくサラサラとインクが出て快適に書くことができます。ボールペンに慣れた方にも使いやすいようにという事なのか、ほとんどしなりと言うものが感じられません。

ニブはかなり硬くさすがに出荷時の調整はラフなので、調整すると書き味がかなり違ってきます。お値段も安いので調整の練習用にという方にもお勧めです。