フィッシャー スペースペン テレスコーピングペン(fisher SPACE PEN PRODUCTS TELESCOPING PEN)

イメージ 1
 
無重力でも書けるが売り物のフィッシャーのスペースペン。
http://www.diamond.gr.jp/fisher/

1968年にNASAからの宇宙空間でも書けるペンをという要請で作られたとされています。ボールペンと言うものは重力でインクをボールに供給している関係上、横向きや上向きではインクが供給されずインクが途切れてしまいます。そこでインクタンクに加圧してその圧力でインクを供給する仕掛けになっているのがフィッシャーお得意の加圧リフィル。

現在でもNASAはこのフィッシャーのボールペンを制式採用して宇宙空間で使用しています。
 
イメージ 2
 
これを搭載するペンの中でもちょっと異質なのがこのテレスコーピングペン。
http://www.diamond.gr.jp/fisher/products/telescoping.htm
収納状態では非常にコンパクトですが、書くときには尻軸を引き出すことでペン先が露出するようになっています。収納状態で97mm、筆記状態だと121mmになります。軸径はφ10.5mmですから、意外と太いなと言うのが正直な感想ですね。

トンボのXPAと同じ方式ですが、これはおそらくトンボの方がパk…リスペクトしたんでしょうね。
イメージ 3

分解するところは正直少ない(笑)
XPAが4Cリフィルなのに対して、フィッシャーはフルサイズのリフィルが入っているのが良いですね。こんなコンパクトなペンですが、通常サイズのペンと同じだけ使えます。まぁもともとフィッシャーは弾丸型のコンパクトペンを得意にしているので、リフィル自体が小さ目なんですけどね。