プラチナ #3776センチュリー ブルゴーニュ(Platinum #3776CENTURY BOURGOGNE)

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今年の3月に発売以来品薄が続いている#3776センチュリーの新色「ブルゴーニュ」。
熟成した赤ワインのイメージで作られた半透明の赤軸はとても綺麗で、瞬く間に人気色となりました。初回製造ロット600本にはシリアル番号カードを付ける力の入れようでした。
http://www.platinum-pen.co.jp/fountainpen_century_bourgogne.html

しかし製造が売れ行きにまるで追いつかず、文具店から注文を入れてもろくに納品されないという状況が発生してしまっていました。この所売れ行きが落ち着いたのか、生産が安定したのか文具店の店頭にもある程度コンスタントに並ぶようになってきました。
 
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ペンとしてのセンチュリーは以前の記事で散々レビューしましたので、今回はあくまでも軸色およびブラックとの違いを紹介していきたいと思います。
 
本当にこの軸色は私も大好きで、深い赤なのに透明感を失わない絶妙の色具合。普通に見ていれば綺麗なワインレッドの軸ですが、良く見るとペン先やスリップシール機構などが透けて見えています。
今のところお客様や同僚など万年筆に詳しくない人で半透明であることを所見で指摘した人はいないですね。

さらに良く見るとブラックと一部違うところに気が付きます。
 
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一つ目が金メッキの色が微妙に違う事。
手前がブルゴーニュ、奥がブラックですがブルゴーニュの方が少し白っぽいんですね。軸の色に合わせてメッキ色を変えているという芸の細かさ。ブルゴーニュの生産に合わせて金メッキの作業ラインを増設したそうなので、単純に色が変わっちゃっただけってことは無いですよね?(*´艸`)

ペン先ソケットはブラックやパイロット版の「本栖」とは違い、白いプラスチックで成形されているんですね。半透明のワインレッドを生かすための処理だと思われます。こういう細かい配慮は素晴らしいのですが、生産の遅れはこの辺が原因になっている気がするんですよねぇ。。。

この辺の管理の甘い町工場っぽさがプラチナらしいっちゃらしいんですが(笑)