ETC(システムと通り抜け)

いわずと知れた、高速道路の料金自動収受システム(ETC=Electronic Toll Collection System)です。
http://www.go-etc.jp/
簡単に言えば料金所で止まらずに有料道路料金を支払うことができるシステムです。ただ色々利権が絡み、ぶっちゃけ国土交通省天下り先を増やすシステムでもあります(笑)

最近ようやくユーザーが増えてきて、わざわざETCの専用レーンが無駄にならないようになって来ました。確かに慣れてしまうと、いちいち料金所で止まるのがバカらしくなるくらい便利です。特に私なんかは一日に7回も8回も料金所を通ることがあるので、非常に恩恵にはあずかっています。
※例
長野(上信越→)→春日井(東名)①→勝川(東名阪)②→名古屋西③→亀山④→名阪国道→天理(西名阪)⑤→柏原(近畿)⑥→堺(阪和)⑦→阪南⑧
ってどこへ向かってんだ俺は…
と言っても多くのユーザーは普段から高速をバンバン使う法人ユーザーばかりで、大型渋滞の原因になっている一般ユーザーにはまだまだ浸透していません。未だにETCレーンで立ち往生するおバカさんは後を絶ちません。

確かに多くの車が装着すれば渋滞の解消や経費削減になるのでしょうが、道路の通行料金を払うを簡略化するために、客の側にお金を払わせて料金をぶん取ろうという凶悪なシステムはどうにかならんものでしょうか(笑)希望者には無償で貸し出すって物じゃないんですかね、本来。セットアップ料金はともかく、どうして機械のお金まで客の側が負担しなければいけないのか未だに謎です。
機械の保証金を支払って、システム利用をやめるときに事務手数料を引いて返してもらう方式とか、Suicaみたいに非接触型のカードの拡張版みたいなものにならないですかね?確かアメリカのシステムはそんなんじゃなかったかと。

利用状況も結構おっかないものがあります。私も含めて多くの法人ユーザーは原則もそこそこに通り抜けて行きます。ココで問題になるのが、一般レーンを通ったユーザーとの速度差です。当然一般レーンでは一度停止してから再度発進、それに対してETCレーンを通った車はかなりのスピードで料金所を抜けてきます。これが合流のときに結構危ないんですよね。今まで以上に隣のレーンの状況を確認していかないと、そのうち大きな事故を起こしてしまいそうです。

現在利用できる団体は以下の通りです。
日本道路公団
http://www.jhnet.go.jp/
首都高速道路公団
http://www.mex.go.jp/
阪神高速道路公団
http://www.hepc.go.jp/
本州四国連絡橋公団
http://www.hsba.go.jp/
宮城県道路公社
http://www.miyagi-dourokousha.or.jp/
富山県道路公社
http://www.hokuriku.ne.jp/dourok-k/
愛知県道路公社
http://www.aichi-dourokousha.or.jp/
名古屋高速道路公社
http://www.nagoya-expressway.or.jp/index2.html
京都府道路公社
http://www9.ocn.ne.jp/~kyo-miti/
大阪府道路公社
http://www.osaka-road.or.jp/
兵庫県道路公社
http://www.h-dorokosya.or.jp/
神戸市道路公社
http://www.kobe-toll-road.or.jp/
福岡北九州高速道路公社
http://www.fk-tosikou.or.jp/

増えたなぁ…