パイロット フリクションライン(PILOT FRIXIONLINE)

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パイロットが社運をかけて(?)発売した消えるラインマーカーです。
私が購入したのは3色セットのもの、プラスチックの簡単なケースに入って472円。
黄・ピンク・緑がセットになっています。
http://www.pilot.co.jp/products/pen/sign_marker/keikou_pen/frixionline/

でも正しくは書き込んだラインが消えるのではなく…

摩擦熱で透明化されるんです!

パイロットのパンフレットでは65℃まで加熱される事で透明化されるようです。
その為、消しゴムとは違って消しカスなどが発生しないのも良い点ですね。

そこかしこでレビューが書かれているので、既に出遅れた感が満点ですがどーむ的レビューをば。

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パイロットも商品名に「蛍光」という文字を使っていないのですが、実際に色を見ても蛍光色ではなく、かなりざらっとしたマットな感じ。紙の表面に乗る顔料系インクである上にかなり不透明な感じなので、ペンによってはちょっと見づらいかもしれないなと感じました。

そのため今回の実験は4種類の印字方法を試してみることにしました。
上から画像を見ての通り
インクジェットプリンタ(エプソンPM-890)
油性ボールペン(パイロット スーパーグリップ)
万年筆用インク(セネター 黒)
鉛筆(三菱鉛筆 uni B)

お尻についているシリコンラバーで書いた線をこすると消える仕掛け。厳密に言うと「消える」のではなく、65℃まで加熱されると「描いた線が透明になる」らしいです。まぁその辺の細かい事は使う側には関係ありませんが、なにやら零下10度まで下がると線が見えるようになることもあるようです。

で、実際に字の上に描いた線の上からこすって消してみました。

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当たり前だけど鉛筆はダメw


描いたラインは消えるけど、鉛筆の線をこすることによって紙が汚れてしまいます。
そして消してみて気づいたのですが、インクジェットプリンタや万年筆インクともあまり相性が良くない様子。水性インクの文字が滲んで少し流れてしまってます。ボールペンやレーザープリンタ、印刷などは問題ないようです。


ちなみに右側は標準のシリコンラバーではなく、爪でこすってみました。コレでもちゃんと消えますね。ただし思いっきり爪の跡が残ってますが(^_^;)指でもこすってみましたが、消える前に熱くて断念(笑)

とても意欲的な面白い製品ではあるのですが、ラインマーカーとしては不透明感があったりで正直イマイチ( ̄▽ ̄;)ただパンフレットなどを見るとラインマーカー以外にも「フリクションシリーズ」として展開していく予定があるようですので、次の展開を楽しみにしたいと思います。

って最後に一応書きますけどね。。。
何とかならんかったんかこのデザイン!

ピンクなんてまるでウルトラマン、もう少しシンプルで良いと思うんですけどね。でもこんな派手にしても什器に収めちゃうとたいして目立たないんですけどね。