シェーファー インペリアルソボリン(sheaffer Imperial Sovereign)

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先日ネタにしたシルバーインペリアルの材質違いバージョンです。
シルバーインペリアルはシルバー925の軸でしたが、こいつは同じ模様を持たせた上で材質がブラスの上に14金張りがされています。同軸の中ほどに「14KGF」の刻印が入れられております。

この綴りだと「ソブリン」と読む事が多いと思うのですが、当時の販売店セーラー万年筆は「ソボリン」と表記して販売を行っていました。

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ペン先などは他のインペリアルシリーズとまったく変わらないです。でもコレではあまりに簡単なので金メッキと金張りの違いを書いておきたいと思います。
金張り
Gold Filled・Roll Gold Filled・GFなどと表記されます。
真鍮などの金属に対してローラー圧延などを行い、金素材を圧着させたものを指します大体0.数ミリ程度の厚みの金を貼り付けます。圧着を行うため複雑な形状のものを作る事は難しいです。

金メッキ(鍍金)
Gold Plated・Electlic Gold Plate・GPなどと表記されます。
電気的な処理を加え、金属表面に金の皮膜を作る方法です。ベースとなる金属の表面加工になるため、非常に薄いミクロン単位での処理が可能です。金張りとは違い比較複雑な形状のものであっても加工する事ができるのが特徴です。