伊東屋カクテルインクを検証
わっしーさんからの依頼ネタです~
最近万年筆の世界にハマりつつあるわっしーさん、伊東屋のカクテルインクを買われたのですが、どうもラベルとの色の違いに納得がいかない様子。
http://turezurebungu.blog65.fc2.com/blog-entry-806.html
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先日レグノ89sを購入した際に検証を依頼されましたので、例によって色成分をRGB法で解析してみました。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101061720.jpg)
対象のインクは2種類。
1) 伊東屋カクテルインクオーバーアゲイン
2) 伊東屋カクテルインクグリーンスプ
ラベルの色から行くと、オーバーアゲインが茶色がかった薄めの緑(R:G:B=145:143:84)、グリーンスプが青みがかった濃い目の緑(R:G:B=37:83:73)
(下手くそな字なのはご勘弁くださいm(__)m)
スキャナはCanonのFB630Uiを使用してます。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101061730.jpg)
この文字をRGB解析して数値化してみます。
数値化は5箇所測定して平均値を取って行いました。
1) 伊東屋カクテルインクオーバーアゲイン
2) 伊東屋カクテルインクグリーンスプ
ラベルの色から行くと、オーバーアゲインが茶色がかった薄めの緑(R:G:B=145:143:84)、グリーンスプが青みがかった濃い目の緑(R:G:B=37:83:73)
【RGB法】 色を光の三原色である赤(R)・緑(G)・青(B)の3色の光の強さを0~255までの数値で現す方法。数値が大きいほうがその色が強く現れ、明るい色になります。 ちなみに白がR:G:B=255:255:255、黒がR:G:B=0:0:0と表現されます。とりあえずセーラーのガラスペンで書いたものをスキャン。
(下手くそな字なのはご勘弁くださいm(__)m)
スキャナはCanonのFB630Uiを使用してます。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101061730.jpg)
この文字をRGB解析して数値化してみます。
数値化は5箇所測定して平均値を取って行いました。
オーバーアゲイン R:G:B=155:148:111
グリーンスプ R:G:B=60:69:57
グリーンスプ R:G:B=60:69:57
オーバーアゲインはラベルより若干青が強めですが紙やインクの出の問題もあるので、誤差の範囲と言えるのではないでしょうか。
それに対して、グリーンスプの方はラベルと大きく色味が違いました。ラベルのほうでは緑と青に対して赤が弱く、青緑として現れていたのですが、実際の描線の色を解析すると3つの色がほぼ同じ強さ…
それに対して、グリーンスプの方はラベルと大きく色味が違いました。ラベルのほうでは緑と青に対して赤が弱く、青緑として現れていたのですが、実際の描線の色を解析すると3つの色がほぼ同じ強さ…
要するにグレーぢゃん!(笑)
これをグリーンと言うにはちょっと無理があるなぁ。。。![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101061740.jpg)
例によってチャートにするとこんな感じ。
やっぱりグレーだね( ̄▽ ̄;)
やっぱりグレーだね( ̄▽ ̄;)